2026年欧州版 最も注目すべき中国車 10選 「模倣」だけの時代は過去のもの 真のライバルへと成長

公開 : 2026.04.29 11:45

2. シャオペンG6

デザイン:7点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:7点 コスト:8点
長所:航続距離と急速充電 テスラモデルYと比較してコストパフォーマンスが高い 広々とした室内空間
短所:個性に欠ける外観 タッチスクリーンの操作ボタンが多すぎる 乗り心地が硬い
最大の特徴:洗練されたユーザーエクスペリエンス

G6は2024年に発表され、ほぼすべての面でテスラ・モデルYへの直接的な対抗馬として位置づけられた。そして驚くべきことに、シリコンバレーのベストセラー車に匹敵する実力を備えている。

2. シャオペンG6
2. シャオペンG6

「G6の室内は広々としており、多用途で快適、装備も充実し、効率的で急速充電が可能、そして何よりもコストパフォーマンスに優れている」
――マット・ソーンダース(UK編集者)

開発元のシャオペン(Xpeng、小鵬汽車)は、IT系起業家が率いるスタートアップと自称していることもあって、確かにインテリアは非常にハイテクな印象を受ける。最新のクアルコム製プロセッサを搭載した大型タッチスクリーンは、反応が速く操作も簡単だ。

内装材は価格の割に上質で、シートの調整範囲も広い。ただし、物理的な操作ボタンは少ない。

パワートレインは257psと285psの2種類があり、どちらも俊敏で静粛性が高く、滑らかな走りを見せる。実用上、28psの出力差を実感することはまずないため、AUTOCAR UK編集部は低出力モデルをおすすめする。

3. BYDドルフィン・サーフ

デザイン:7点 インテリア:7点 パフォーマンス:6点 乗り心地&ハンドリング:7点 コスト:9点
長所:充実した標準装備 価格相応の良好な航続距離 室内はワンクラス上の広さを感じる
短所:ブレーキペダルの感触が鈍い 乗車定員は4名のみ ドライバーを魅了する要素が少ない
最大の特徴:都市部での取り回しの良さ

中国で大ヒット中のこのモデルには、大きな期待が寄せられていたが、その期待に十分応えている。

3. BYDドルフィン・サーフ
3. BYDドルフィン・サーフ

「ドルフィン・サーフは街乗り用として優れており、ライバル車よりも成熟した印象を受ける」
――クリス・カルマー(UK編集者)

BYDドルフィン・サーフ(中国名:シーガル)は、ライバルのダチア・スプリングよりも洗練されており、「正統派のクルマ」という風格を感じさせる。

バッテリーは2種類ある。WLTP航続距離220kmの30kWh仕様と、320kmの43.2kWh仕様だ。どちらもこの価格帯ではコストパフォーマンスに優れている。

インテリアの質感の良さはダチアよりもはるかに上であり、BYDの上級モデルと同様に、縦向きと横向きを切り替え可能なタッチスクリーンが搭載されている。

ハンドリングも悪くない。低速時の乗り心地は、重いバッテリーを搭載した他の小型EV(ミニなど)よりも衝撃吸収に優れ、ステアリングは正確で、都市部での運転に役立つ適度なセルフセンタリング機能を備えている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マレー・スカリオン

    Murray Scullion

    役職:デジタル編集者
    10年以上ジャーナリストとして活動し、雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿してきた。現在はオンライン版AUTOCARの編集者を務めている。オースチンやフェラーリなど、1万円から1億円まで多数のクルマをレビューしてきた。F1のスター選手へのインタビュー経験もある。これまで運転した中で最高のクルマは、学生時代に買った初代マツダMX-5(ロードスター)。巨大なジャガーXJ220も大好き。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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