【連載:清水草一の自動車ラスト・ロマン】#34 渡辺敏史、スッポン丸に乗る!

公開 : 2026.05.15 12:05

渡辺敏史の328GTS短評!

試乗後、ナベちゃんから328GTSの短評が届いた。

「まあとにかく小さくて見切りがいい。ピラーが細くても成立した時代のクルマゆえの繊細な成り立ちが、昔のクルマの良さなわけですが、それに加えてパワートレインの特性もクラッチの躾けもよく、ド渋滞の中をまったくストレスなく扱わせていただきました。

「絶対速度より疾走のライブ感が最大の美点!」
「絶対速度より疾走のライブ感が最大の美点!」    清水草一

ほぼほぼ40才というクルマに対して絶対的な動力性能を価値として求める人もいないと思いますが、カチ回さずともエンジンの存在感にケチのつけようはありません。加えてシフト操作には金属同士の触れ合いがこれでもかと味わえるわけです。

絶対速度より疾走のライブ感こそが多くの旧車、そして328の最大の美点ではないでしょうか」

ありがとうナベちゃん。これもひとつの自動車ロマンだよね!

(つづく/隔週金曜日掲載、次回は6月12日金曜日公開予定です)

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    清水草一

    Souichi Shimizu

    1962年生まれ。慶応義塾大学卒業後、集英社で編集者して活躍した後、フリーランスのモータージャーナリストに。フェラーリの魅力を広めるべく『大乗フェラーリ教開祖』としても活動し、中古フェラーリを10台以上乗り継いでいる。多くの輸入中古車も乗り継ぎ、現在はプジョー508を所有する。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

清水草一の自動車ラスト・ロマンの前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事