定評固める世代交代 9代目トヨタ・ハイラックス 2.8 D-4D(2) トルクフルなディーゼルターボ 走破性そのまま洗練性向上

公開 : 2026.06.16 18:10

定評を一層確固たるものにする世代交代

あらゆる環境において、従来以上のまとまりの良さと洗練性を実感させる、9代目ハイラックス。同時に、財政難で傷んだままの路面でも、自由を求めて飛び出した荒野でも、頼もしく走り続けられる能力は秘めたままだ。

マイルド・ハイブリッドへ期待するほど燃費は良くないが、価格競争力は高い水準にある。これまで通り、耐久性や信頼性も間違いないだろう。ハイラックスの定評を一層確固たるものにする、内容の濃い世代交代だといっていい。

トヨタ・ハイラックス 2.8 D-4D 48V インヴィンシブルX(欧州仕様)
トヨタ・ハイラックス 2.8 D-4D 48V インヴィンシブルX(欧州仕様)

◯:従来の強みをそのまま継承 パワフルでトルクフル 頼もしい悪路性能
△:より洗練性の高いライバルが存在する 後席の広さはSUVが上 恩恵を感じにくいマイルド・ハイブリッド

トヨタ・ハイラックス 2.8 D-4D 48V インヴィンシブルX(欧州仕様)のスペック

英国価格:5万4095ポンド(約1136万円)
全長:5320mm
全幅:1855mm
全高:1815mm
最高速度:177km/h
0-100km/h加速:10.0秒(予想)
燃費:10.2km/L
CO2排出量:256g/km
車両重量:2205kg
パワートレイン:直列4気筒2755cc ターボチャージャー+ISG
使用燃料:軽油
最高出力:203ps/3000-3400rpm
最大トルク:50.9kg-m/1600-2800rpm
ギアボックス:6速オートマティック/四輪駆動

トヨタ・ハイラックス 2.8 D-4D 48V インヴィンシブルX(欧州仕様)
トヨタ・ハイラックス 2.8 D-4D 48V インヴィンシブルX(欧州仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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