新CEOファブリス・カンボリーブが語る近年の躍進 ルノー:ベスト・マニュファクチャー賞(1) #AUTOCARアワード2026

公開 : 2026.07.09 18:05

優れた製品でも営業マンが悪ければ意味がない

新モデル開発に重点を置きつつ、並行して販売戦略を一新した決断も、成功要因だったと振り返る。「優れた製品があっても、営業マンが悪ければ意味がありません。営業マンが優秀でも、製品が駄目なら同じ。重要なのは、同時に両方を改めることです」

「ルカ・デ・メオさんは、製品価値を高めること以外、市場シェアの拡大を強くは求めませんでした。わたし達は、品質と販売を高いレベルで維持する能力を備えています」

ルノー4 E-テック・コンフォートレンジ・アイコニック(英国仕様)
ルノー4 E-テック・コンフォートレンジ・アイコニック(英国仕様)

そんな改革の中で、トゥインゴ E-テックは生まれた。チャイナスピードと呼ばれるような、2年間の開発期間で誕生した小さなEVは、2万ポンド以下という低価格にも話題が集まっている。しかし、仕上がりが優れなければ、結果には結びつかない。

果たして、技術的にも意匠的にも、トゥインゴ E-テックは素晴らしい。低予算で量産されることを、感じさせないほど。

この続きは、ルノー:ベスト・マニュファクチャー賞(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

AUTOCARアワード2026の前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事