酷暑に備えてUVカット&断熱フィルム貼ってみた(後編)【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #18】

公開 : 2026.07.03 12:05

いよいよ難関のリアゲート窓にチャレンジ

しかし、熱成形は極めて高い技術が必要と聞きます。筆者は昔、看板のフィルム貼りを職業としていたものの、さすがに1枚貼りは難しいと思い3分割で貼ることにしました。

使用したフィルムは、同じくブレインテックの透明度80%『IR-80CL』。幅50cm×6mを購入しました。

内側に貼ったフィルムにスキージーを当て、水と空気を抜きます。キットに付属のヘラだと上手く貼れない気がしたので、かつての愛用品で作業しました。
内側に貼ったフィルムにスキージーを当て、水と空気を抜きます。キットに付属のヘラだと上手く貼れない気がしたので、かつての愛用品で作業しました。    遠藤イヅル

まず、幅25cmずつカットしたものと、50cmのままのフィルムを窓の全幅に合わせロールから切り出します。その3枚をそれぞれ2〜3cmくらい重ねて窓に仮置きした後、窓の黒フチを丁寧になぞって型取りします。終わったらフィルムをいったん剥がし、3枚とも型取り線の少し内側をカットして切り出しました。

続いて1枚目を窓に貼ります。施工水を吹き付けたおかげで動くので、位置決めしたらスキージーで空気と水を抜きます。同様に2枚目、3枚目を貼ったら、重なり部分(ラップ)を除去します。

ちなみに施工水は、水の入った霧吹きスプレーに対して、界面活性剤(食器用洗剤)を数的垂らして自作しています。

大面積の壁面や看板類にフィルムを貼る場合、フィルムは数ミリ重ねるのですが、カーフィルム施工でラップは除去するので、熱線をガイドに定規でフィルムをカットして、ラップ部分のみを取り去ります。この方法なら、フィルムを継いだ箇所はほぼわかりません。

こうしてリアゲートの窓もなんとか貼り付け成功……! なのですが、せっかちな筆者は貼り付け直後に拭きあげてしまい、端部の一部を剥がしてしまいました(号泣)。まさに竜頭蛇尾です。

なお施工後は雨や曇の日が続いていて、断熱フィルムの効果がいかほどなのかまだ体感していません。夏本番を迎えた頃には、改めて報告ができると思います。

(当連載は不定期掲載ですが、主に金曜日お昼頃に公開予定となります)

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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