伝説のミドシップモデル『ルノー5ターボ2』を所有して28年! 購入理由は抽選に当選したから? コンディションを保つため奮闘中

公開 : 2026.07.11 12:05

これからもイイ状態を保つために奮闘

「ツインプレートになっているクラッチは部品がなくて、最長で2年待ったことがあります。国内でディスク面を張り替えてもらったこともありますね」

その他、オーバークールでKジェトロニックがバランスを崩すことに悩んだり、手が入る部分の配線を変えたり、燃料系のゴムホースを全部交換したりしてきたそうだ。

購入時は純正ホイールだったが、いまは精悍なパナスポーツのG7を装着している。
購入時は純正ホイールだったが、いまは精悍なパナスポーツのG7を装着している。    高桑秀典

「なんか、僕が維持しているというよりも、ショップが頑張って維持しているような感じですね」

そうは言うものの、2006年に車体を全塗装した際にボディサイドのステッカーがなくなってしまったので、アジア製のモノを予備まで含め自身で購入したり、グリルが歪まないようにジャストサイズの消しゴムを見つけ、挟み込んだりしているそうだ。

また、タイヤがインチではなくミリ単位になっているTRX規格で、これを設計したミシュランがたまに製品をリリースするのでそれを使っていたが、高価になってきたのでホイールをパナスポーツG7に変更。フロントが7J、リアが9Jで、入手しやすい国産タイヤをセットしている。

ファミリーカーとして使っていた406ブレークV6は勇退し、407SWを経て、現在はレザーシートの206グリフと愛娘のスズキ・ラパンが山内家の足グルマとして活躍しているらしいが、取材の最後にこのように話してくれた。

「いま思うと406ブレークV6は手放すべきではなかったですね」

連日後悔しているそうなので、いい売り物があったらお伝えすることにしよう。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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