1604psの高級スーパーカー、14万2900ポンドで英国導入 BYDからハイテク満載EV『デンツァZ』 レーシング仕様も

公開 : 2026.07.14 07:05

ステアバイワイヤや「エンジン音」も採用

Zの大きな特徴の1つとして、BYD初のステアバイワイヤ・システムの採用が挙げられる。従来のラックに代わって、ステアリングホイールと車輪は電気的に接続されている。

インテリアには、8.9インチのデジタルインストゥルメントパネルと12.8インチのインフォテインメント用タッチスクリーンが搭載されている。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開されたデンツァZレーシング
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開されたデンツァZレーシング    AUTOCAR

デンツァによると、エンジン音を再生する機能も搭載されているという。ただし、ヒョンデアイオニック5 Nやポルシェタイカンホンダ・スーパーワンで見られる疑似シフトチェンジ機能を備えているかどうかは、現時点では不明だ。

Zは、BYDの高級ブランドとしての意気込みを示すモデルであり、ポルシェ、メルセデス・ベンツポールスターといった欧州の競合他社に挑んでいくことになる。

英国価格はクーペが14万2900ポンド(約3100万円)、スパイダーが15万9900ポンド(約3460万円)、レーシングが17万2900ポンド(約3750万円)からとなる。

果たして大きな需要を掘り起こせるかどうかは未知数だが、極めて競争の激しいセグメントにおいて、新興ブランドへの注目を集める「ハロー効果」をもたらす可能性はある。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事