【連載:清水草一の自動車ラスト・ロマン】#37 夏はフェラーリに乗らない!藪入りのすすめ

公開 : 2026.07.24 12:05

夏はフェラーリの藪入り期!

夏はレジャー需要で交通量が増加し、渋滞も増える。渋滞中にクルマが燃えたりすれば、周囲のクルマに延焼するかもしれない。トンネルの中だったらなおさらヤバい。

フェラーリのようなクルマは、真夏や渋滞中はなるべく乗らないほうがいい。首都高山手トンネルの内部は、夏、超高温になることで有名だ。そんなところで止まっちゃったら、それだけで息も絶え絶え。いわんや燃えたら怖すぎる。

というわけで、大貴族号は秋くらいまでに戻ってくればよし!
というわけで、大貴族号は秋くらいまでに戻ってくればよし!    清水草一

私は基本的に、『夏はフェラーリの藪入り期』と思い、乗らないようにしてきた。新しめのフェラーリはエアコンもちゃんと効くし、運転もラクチンだし、夏だってぜんぜんフツーに乗れてしまいますけれど、『窓を全開にしてサウンドを楽しめない季節は、フェラーリに乗るのはムダ』と思っている。

大貴族号はエアコンがビンビンに効くので、つい乗ってしまいそうになるけれど、エアコンなんていつ故障するかわからないし、それよりなによりデュオセレクトのクラッチ残量が10%と出ているわけで、いつ路上で止まるかわからないっちゃわからない。

ロマン(≒故障)を楽しむのは、秋から春にかけての、道が空いてる時がイイね!

(つづく/隔週金曜日掲載、次回は8月7日金曜日公開予定です)

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    清水草一

    Souichi Shimizu

    1962年生まれ。慶応義塾大学卒業後、集英社で編集者して活躍した後、フリーランスのモータージャーナリストに。フェラーリの魅力を広めるべく『大乗フェラーリ教開祖』としても活動し、中古フェラーリを10台以上乗り継いでいる。多くの輸入中古車も乗り継ぎ、現在はプジョー508を所有する。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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