トヨタ、2人乗りミドシップスポーツカー『MR2』復活へ 最高600psの4気筒ターボ搭載 GRブランド拡大 さらに『セリカ』も

公開 : 2026.08.14 12:05

ラリーで鍛えられたセリカも登場へ

トヨタは新型MR2の進展については口を閉ざしたままだが、20年以上ぶりにセリカを復活させる計画については公にしている。

具体的なスケジュールはまだ明らかではないが、最近、2027年の世界ラリー選手権(WRC)参戦車となるトヨタのテスト車両が、斬新な新型2ドアボディを装着した姿で目撃された。来年のレギュレーションでは市販車のボディを使用する必要がなくなったが、WRCは新型セリカのプロモーションにはうってつけと言えるだろう。トヨタは長年にわたり、セリカをワークスラリーカーのベースとして使用し、1993年と1994年にはセリカでWRCを制している。

トヨタ・セリカ(7代目)
トヨタ・セリカ(7代目)

新型セリカのプラットフォームは、昨年のジャパンモビリティショーでコンセプトカーとして公開された新型『カローラ』と共有すると予想されている。カローラをベースにした2ドアのスポーツモデルは、同様のコンセプトを持つホンダプレリュードシビックベース)に対する直接的なライバルとなるだろう。

セリカはハイブリッド搭載か

新型セリカはトヨタ社内で「セリカ・スポーツ」と呼ばれているようだ。GRヤリスMコンセプトと同じ2.0Lエンジンを搭載すると見込まれるが、ここではフロントに配置され、カローラと同様にハイブリッド化する可能性がある。

WRCの2027年レギュレーションでは1.6Lエンジンが義務付けられているため、ラリーカーにはGRヤリスのエンジンが採用されると見込まれる。しかし、3気筒エンジンでは「排出ガス規制を満たせない」ため、2.0Lエンジンの可能性も検討しなければならないという話も聞かれる。

新型セリカはラリー仕様と公道仕様の両方で四輪駆動方式を採用する見込みだが、「GT-Four」という名称を復活させる計画は今のところ確認されていない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

Google検索で『AUTOCAR JAPAN』の記事を見つけやすくする方法

人気記事