V12ツインターボは850psに アストン マーティン史上最強のフロントエンジン車 新型『ヴァレン』誕生 150台限定、価格は150万ポンドから

公開 : 2026.08.18 17:05

よりレーシーなチューニングに

一方、トランスミッションはレーシングカーのヴァンテージGT4のソフトウェアを用いてリマッピングされ、よりアグレッシブなシフトチェンジが可能になった。スロットルペダルの特性も変更され、公道走行を重視した「スポーツ」および「スポーツ+」モードではより敏感に反応するようになっている。一方、「トラック」モードでは「限界域での精度が最優先される」ため、スロットルのストロークが延長される。

サスペンションも新しいスプリングによって剛性が向上し、ステアリングレスポンスも向上した。こうしたチューニングにより、GT的なキャラクターのヴァンキッシュから、一切の妥協を許さないパフォーマンスマシンへと変貌を遂げた。

アストン マーティン・ヴァレン
アストン マーティン・ヴァレン    アストン マーティン

アストン マーティンの車両パフォーマンス担当ディレクター、サイモン・ニュートン氏は、ヴァンキッシュに秘められたスポーツ性能を解き放つことを目指したと述べている。

「ヴァレンは、真のスポーツカーが持つ顕著なダイナミズムを体現しています」とニュートン氏は述べ、今回の改良により「アストン マーティンの象徴的なGTのキャラクターがさらに際立つようになりました」と付け加えた。

ヴァレンの価格は150万ポンド(約3億2000万円)から。カスタマイズオプションが豊富に用意され、アストン マーティンのQ部門を通じて、顧客が希望する任意のカラーに染めることもできる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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