世界に1台のフェラーリ ワンオフシリーズ最新作『CZ26』公開 1970年代の工業デザインに着想 フロントデザインはEV『ルーチェ』を彷彿

公開 : 2026.08.21 11:45

フェラーリはワンオフ車シリーズ最新作『CZ26』を公開しました。『SF90』をベースに、未来のスーパーカーを思わせる斬新なデザインを採用しています。ミニマルなデザインながら、ダウンフォースは向上したとのこと。

次世代モデルの姿を予見?

フェラーリは、『SF90ストラダーレ』をベースとするワンオフのスーパーカー『CZ26』を発表した。今後のスタイリングの方向性を示唆するものとなるかもしれない。

新型CZ26は、プラグインハイブリッド(PHEV)のSF90を全面的に刷新したものである。フェラーリのデザイン責任者フラヴィオ・マンゾーニ氏が、米国を拠点とする特別な顧客と協力し、このデザインを作り上げた。

フェラーリCZ26
フェラーリCZ26    フェラーリ

「未来を見据えた」、「技術的な」デザインとされており、フェラーリの次世代スーパーカーの開発に向けた実験的な1台と言えるだろう。

特に注目すべきは、SF90と大きく異なるフロントエンドだ。C字型のライトシグネチャーに代わり、細いLEDライトがフルワイドのグロスブラックパネルに内蔵されている。

70年代風のミニマルなデザイン

このフロントデザインはEV『ルーチェ』を彷彿とさせるが、ジョニー・アイブ氏とマーク・ニューソン氏がデザインしたルーチェが、今後数年間でフェラーリの主力モデルにどれほどの影響を与えるかは未知数だ。

フェラーリによると、CZ26のデザインは1970年代のイタリアの工業デザインに着想を得ており、より洗練されたミニマルな仕上がりになっているという。

フェラーリCZ26
フェラーリCZ26    フェラーリ

また、フロントエンドのダクト、再設計されたリアディフューザー、そして大型リアスポイラーのおかげでダウンフォースも向上している。

CZ26は、『SC40』や『HC25』など、フェラーリの最も特別な顧客のために製作されたワンオフ車シリーズの最新作だ。フェラーリはこれらのモデルの価格を公表していないが、その希少性を考慮すると、数百万ポンドに達する可能性が高い。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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