2026年欧州版 最も注目すべきハイブリッド車 10選(前編) 定番のトヨタ・カローラからV8搭載ポルシェ・パナメーラまで

公開 : 2026.10.01 11:45

2. トヨタ・カローラ

デザイン:9点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:8点 コスト:9点
長所:ファミリー向けハッチバックとして、乗り心地とハンドリングのバランスが絶妙 使いやすいインテリア 無難なデザイン
短所:インフォテインメント・システムが時代遅れに感じられる 特に広くない CVTによりエンジン音が気になりやすい
最大の特徴:日常の経済性

トヨタはハイブリッドパワートレインの普及に大きく貢献しており、その点において現在販売されているクルマの中でカローラに勝るものはない。

2. トヨタ・カローラ
2. トヨタ・カローラ

カローラは、魅力的なスタイルと質感の高いインテリアを兼ね備え、洗練された乗り心地とハンドリングを実現するために徹底的なチューニングが施されている。そして、それは大成功を収めたと言える。

「2.0Lモデルは確かにパフォーマンス面で若干の向上を見せるが、ほとんどの人にとっては1.8Lで十分だろう」
――イリヤ・バプラート(ロードテスター)

最上位モデルの2.0Lハイブリッド仕様では、少しスポーティな走りさえ感じられる。一方、控えめな1.8Lハイブリッド(必要に応じてカローラ・コマーシャル・バン仕様も用意されている)は、燃費を意識して運転すれば、日常的に24km/lの燃費を達成できる。

総合的な価値の高さにより、ガソリン代だけでなく、所有や運転にも満足感を得られるのだ。

こんな人にはおすすめ
・充電の手間なく、日常的に20km/l以上の燃費をスムーズに実現したい人
・低速時の滑らかな走行性能と長期的な信頼性を重視する人

こんな人には不向き
・後部座席のスペースを重視する人。大人には後部座席が狭く感じられる場合がある
・CVTによる高回転域でのエンジンのうなり音、特に急加速時の音が気になる人

3. スコダ・スパーブiV

デザイン:10点 インテリア:10点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:9点
長所:優れたEV航続距離 心地よい雰囲気と使い勝手の良さ 実用的で広々とした室内空間
短所:標準サスペンションでは低速時の乗り心地が硬い DCTのシフトフィールが時折ややぎこちない 一部の内装トリムに質感が欠ける
最大の特徴:大きなトランクを備えたステーションワゴン

長い電気航続距離を備えた低燃費のステーションワゴンを探している人にとって、スコダ・スパーブPHEVは非常に有力な選択肢となる。

3. スコダ・スパーブiV
3. スコダ・スパーブiV

スコダは、フォルクスワーゲン・グループのハードウェアとソフトウェアを活用し、より魅力的で実用性の高いクルマを作り上げる手腕に長けており、スパーブiVも例外ではない。

「スパーブiVは実走行で113kmの電気航続距離を実現し、DC急速充電も可能だ。バッテリーが切れても、17km/lの燃費を維持する」
――イリヤ・バプラート(ロードテスター)

PHEVは以前のモデルから大幅なアップグレードを果たしている。トランクに25.7kWhの大容量バッテリーを搭載し、最大137kmという印象的な電気航続距離を実現している。

これほど大容量のバッテリーが追加されたことで、標準モデルで690Lだったトランク容量は510Lに減少したが、スパーブは依然として素晴らしいファミリーカーであり、ステーションワゴンクラスの中でも際立った存在だ。

こんな人にはおすすめ
・ゆとりある後部座席の足元スペース、広いトランク、そして110km以上の電気航続距離が必要な場合
・低いBIK税率と長距離走行の快適性を重視する場合

こんな人には不向き
・SUVのような高い運転姿勢を望む場合
・全長5m近いステーションワゴンを、狭い市街地で運転したくない場合

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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