2026年欧州版 最も注目すべきハイブリッド車 10選(前編) 定番のトヨタ・カローラからV8搭載ポルシェ・パナメーラまで

公開 : 2026.10.01 11:45

4. ポルシェ・パナメーラ・ターボEハイブリッド/ターボS Eハイブリッド

デザイン:9点 インテリア:9点 パフォーマンス:10点 乗り心地&ハンドリング:10点 コスト:9点
長所:ポルシェ・アクティブ・ライド・サスペンション技術は画期的だと感じる PHEV V8パワートレインは、絹のような滑らかな走り、荒々しい加速力、そして実用的なエンジンオフ時の電気航続距離を実現 多くのライバル車にはない成熟感と優雅さを備える
短所:価格はポルシェのハイエンドモデル並み 標準装備は2人掛けのリアベンチのみ オプションのスポーツエグゾーストを省略すると、V8ならではのカリスマ性がやや欠ける
最大の特徴:ラグジュアリーなPHEVドライブ

かつてのパナメーラV8ディーゼルを覚えているだろうか? 最高出力422ps、最大トルク86.7kg-mを誇り、0-100km/h加速は驚異の4.1秒、最大14.8km/lの低燃費を実現していた。この類まれな二面性は、今やパナメーラ・ターボEハイブリッドとターボS Eハイブリッドにも受け継がれており、さらに高いパフォーマンスと、より印象的な燃費性能をもたらしている。

4. ポルシェ・パナメーラ・ターボEハイブリッド/ターボS Eハイブリッド
4. ポルシェ・パナメーラ・ターボEハイブリッド/ターボS Eハイブリッド

ターボEハイブリッドの4.0L V8エンジンと電気モーターは、合計で680psと94.8kg-mを発生させ、0-100km/h加速を3.5秒未満で達成する。電気のみでの航続距離は最大83kmだ。

「アクティブサスペンションはポルシェの技術的偉業だ。英国の道路でも驚くほど良好に機能し、ピッチ、縦揺れ、横揺れに対して先回りして、かつさりげなく対応する」
――マット・ソーンダース(ロードテスト編集者)

一方、ターボS Eハイブリッドの電気航続距離は最大80kmだが、782psと108.8kg-mを発生し、0-100km/h加速は2.9秒に達する。実走行で約64kmのゼロ・エミッション走行を容易にこなし、日常使用でも15.9km/lの燃費を達成する。

AUTOCARはフラッグシップモデルのターボSをお勧めする。標準装備のポルシェ・アクティブ・ライド(PAR)サスペンションにより、ライバル車のほとんどが及ばないほど洗練された乗り心地とハンドリングを実現している。価格は高いが、幅広いダイナミックな性能と高級感を備えたラグジュアリーGTだ。

こんな人にはおすすめ
・スーパーカー並みの加速と、静かなゼロ・エミッション走行を両立させたい場合
・実用的なセダンタイプでありながら、スポーツカーのようなシャシーの安定性と鋭いハンドリング性能を求める場合

こんな人には不向き
・16万ポンド(約3340万円)を超える、目を疑うような価格が予算を超えている場合
・パフォーマンスを犠牲にしてでも、電気航続距離を優先したい場合

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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