ロードテスト DS7クロスバック ★★★★★★★★☆☆

公開 : 2018.12.30 11:40

PSAグループの高級ブランドとなるDS。その初めてのオリジナルモデルであり、フラッグシップ・モデルとして、CセグメントクラスのSUVが登場しました。競争の激しいカテゴリーにおいて、新ブランドの競争力はどれほどのものなのか、検証します。

もくじ

はじめに
意匠と技術 ★★★★★★★☆☆☆
内装 ★★★★★★★☆☆☆
走り ★★★★★★★★☆☆
使い勝手 ★★★★★★☆☆☆☆
乗り味 ★★★★★★☆☆☆☆
購入と維持 ★★★★★★★☆☆☆
スペック
結論 ★★★★★★★☆☆☆

はじめに

DSというブランドが誕生したのは2014年。DSオートモビルズは、わずか数年の間に、その立ち位置を確立するべく模索しているようだ。PSAグループのラグジュアリー部門として、アウディやBMW、メルセデス・ベンツ、ジャガーなどと並ぶ、顧客やモータージャーナリストなど、すべてのひとが納得できるクルマ作りを目指している。しかし、欧州の重鎮ブランドと、同じ輝きを得ることはたやすいことではない。

DS7というコンパクトSUVは、このフランスの自動車メーカーにとって、ブランドをワンランク上のものに位置づける、大切な役目を担っている。DS3、DS4クロスバック、DS5など、シトロエンから分離するかたちで、DSという名前を掲げたクルマはこれまで幾つかあった。そんな中で、DS7クロスバックは、DSブランドのために生まれた初めてのモデルとなる。

DSブランド初のクルマがSUVだった、ということは、今の時流に合わせたもの。CセグメントのSUVは、最も収益の面で可能性が高く見込まれるためだ。もちろん今後のモデル展開はSUVに限定するつもりはなく、今後6年間の間にリリースされる、6種類のモデルの1台目となる。そしてフルEVモデルが、ブランドの一番重要な位置に据えられている。

DSの主なターゲットは比較的若い世代となっており、それはPSAグループに属している、ということが大きい要因だろう。DS7クロスバックは、プラットフォームとパワートレインをPSAグループの既存モデルと共有し、様々なガソリンエンジンとディーゼルエンジンがラインナップされる。プジョーやシトロエン、ボクソール(オペル)など、選択肢は豊富だ。

果たして、PSAグループのコンポーネンツをパッケージングし直したようにも思える、DS7クロスバックは、ラグジュアリーなDSのフラッグシップとして、ふさわしい完成度を得ているのだろうか。気になるところだ。

 

意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 使い勝手 ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

 
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