長期テスト フォルクスワーゲン・ポロGTI+ スピードと快適さのバランス

公開 : 2019.05.05 16:50

冷たく強烈なキャパシティ

期待できそうな話で、実際テスターたちはホットハッチの「熱さ」の代わりに「冷たく強烈なキャパシティ」を備えたモデルだと表している。

ポイントは2.0ℓ4気筒ターボのEA288エンジンで、ゴルフGITIやVWグループ内のパフォーマンスカーでも使用されている。200ps、32.6kg-mのスペックは、非力なスイフト・スポーツの140ps、23.5kg−mとは大違いだ。

明らかにポロGTIは優れたパフォーマンスを持つが、テスターはそこに楽しさを見いだせていないようだ。評価は「ポロGTIは良いクルマだが、Autocarの読者にとっては必ずしもそうではない」だった。私もAutocar読者の一員としてこの記事を読んでいたので、実際に試してみることにした。ひょっとすると、ポロの快適さとクラスを超えた洗練性でスイフト・スポーツと過ごした数カ月が圧倒されてしまうかもしれないからだ。

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