【詳細データテスト】BMW 4シリーズ 速さも燃費も上々 アダプティブダンパーの乗り味も上々 見た目とサウンドは改善を希望

公開 : 2021.01.17 20:25

ルックスが物議を醸した新型4シリーズですが、乗ってしまえば顔は見えず、走りはさすがBMWのクーペ 、と唸らされるもの。乗り心地も、可変ダンパーにより改善が図れます。ただし、サウンドは残念な思いが拭えません。

はじめに

写真の公開時には、賛否両論が激しく巻き起こったBMW 4シリーズ。その新型が、英国のショールームに姿を見せたのは昨年の10月である。それから路上へ連れ出してテストするまでに、そこそこの時間が経ってしまった。

その間、ソーシャルメディアの敵対的な反応は、見慣れるにつれ多少は和らいできた部分もあるが、相変わらず馴染めないという声も根強い。もっとも、われわれとしてはいつも通り、外見だけでなく、エンジニアリング面も含めて、ロードテストの基準に照らして精査するだけだ。

テスト車:BMW M440i xドライブ
テスト車:BMW M440i xドライブ    MAX EDLESTON

第2世代となる4シリーズは、現時点では2ドアのみが販売されており、コードネームG22ことクーペとG23ことコンバーチブルを設定。今年後半には、G26こと4ドアのグランクーペが追加される予定だ。

エンジンは直4ターボのガソリンとディーゼル、直6ターボガソリンを用意するが、春ごろには直6ディーゼルを積む430dとM440dが登場する。もちろん、M4も待機中だ。

当然というべきか、G20こと3シリーズと同じくマイルドハイブリッドもラインナップするが、兄弟分に比べロー&ワイドで、ルックスは迫力がある。また、足回りは硬くなり、ハンドリングバランスはよりやる気にさせるものに。また、キャビンをより高級感ある仕立てとしているが、これは1970年代初期から変わらぬ、BMW製クーペのセールスポイントだ。

そして、デザイナーたちは最近のクーペモデルより、1970年代のモデルにモチーフを求めた。その結果、激しい議論の的となった、フロントに直立する大胆な縦長グリルが生まれたのだ。それは、ウィルヘルム・ホフマイスターが描き出したE9世代の3.0CSiへのオマージュである。

かようにデザイン面の話題が先行した4シリーズだが、われわれは現時点での最上位グレードであるM440i xドライブでその実力を確かめることとした。果たしてその走りは、先代のすばらしい出来から抱く期待を裏切らないものなのだろうか。

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