ホンダHR−V 詳細データテスト 質感や経済性は良好 シャシーは優秀 パワートレインは力不足

公開 : 2021.12.04 20:25

使い勝手 ★★★★★★☆☆☆☆

インフォテインメント

センターディスプレイは全車とも9.0インチで、ダッシュボード上部に配置されながらもドライバーの前方視界を妨げることはない。グラフィックのシャープさはまずまずで、メニューのアレンジはわかりやすい。

そうはいっても、テスター陣はスマートフォンと連携させるほうがはるかに好ましく感じた。逆に言えば、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応しているのがありがたい。ミラーリングした場合の映像はディスプレイ全面に表示され、アプリの切り替えを素早く行える。

ディスプレイは見やすく、メニューはわかりやすいが、スマートフォンをミラーリングしたほうが使いやすかった。音量調整ノブやUSB−Cポートは便利なアイテムだ。
ディスプレイは見やすく、メニューはわかりやすいが、スマートフォンをミラーリングしたほうが使いやすかった。音量調整ノブやUSB−Cポートは便利なアイテムだ。    JOHN BRADSHAW

ディスプレイの横に、音量調節のダイヤルがついているのもありがたい。とはいえ、運転中はステアリングホイール上のスイッチで行うほうが楽だろう。

USB−Cポートがついているのもうれしいが、ベーシックなエレガンスより上のグレードでないと標準装備されない。アドバンスとアドバンス・スタイルの両グレードでは、前後席それぞれに2口ずつ設置されている。

燈火類

トップグレードのアドバンス・スタイルには、アクティブコーナリングライトも備わる。ホンダのLEDは実用的で光はクリアだが、もっとも遠くまで照らせるというほど強力ではない。

ステアリングとペダル

ステアリングホイールは運転席のセンターから左へ15mmほどオフセットしているが、ドライビングポジションにはおおむね満足。着座位置は、センタータンクレイアウトの影響もあって高めだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。

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