日本でも売ってくれ! 2024年大注目の新型車 8選 乗れる日が待ち遠しい

公開 : 2023.11.25 18:05

・2024年を飾る数多くの新型車の中から、日本でも乗りたい注目の8台を厳選。
・トヨタC-HRやミニの新型クーパーはぜひ導入してほしいところ…!
・スペイン、チェコ、デンマークの希少車も紹介。

日本でも乗りたい注目の8台

今年も早いもので、12月を迎えようとしている。おせち料理や仕事納めなど、年末年始に向けた準備を進めている人も多いだろう。一方、クルマ好きにとって気になるのは「来年はどんなクルマが出るのだろうか」ということだ。

2024年も数多くの新型車が発売される。ちょっと意地悪な視点だが、今回はあえて日本未導入のニューモデルをいくつか紹介したい。基本的に海外専売で、本稿執筆時点で日本導入情報が確認されていないものを取り上げる。風向きが変われば、国内で目にすることもあるかもしれない。

トヨタなどの著名ブランドから、スペインやチェコ、デンマークといった希少車まで紹介。
トヨタなどの著名ブランドから、スペインやチェコ、デンマークといった希少車まで紹介。

海外ではどんなクルマがデビューを迎えるのか。日本に導入してほしいモデルがあれば、コメント欄で教えてください。

トヨタC-HR

シャープなエッジと、スポーティなルーフラインを持つ新型C-HR。欧州でもヒットした人気クロスオーバーの第2世代だ。先代の特徴を引き継ぎつつ、全体的に刷新されている。

欧州では、最高出力140psまたは200psの2種類のハイブリッドを搭載し、それぞれ23km/l以上の燃費を実現する。また、PHEV(プラグインハイブリッド)も初めて導入している点も見逃せない。

トヨタC-HR
トヨタC-HR

残念ながら、現時点では海外専売とされている。先代C-HRの生産は今年7月に終了し、同じようなキャラクターを持つトヨタのクロスオーバー車は日本には入ってきていない。参考までに、英国価格は3万1290ポンド(約580万円)から。

アルファ・ロメオの小型クロスオーバー

イタリアの自動車メーカーであるアルファ・ロメオが、2024年にデビューさせると言われている次世代のクロスオーバー車。同社初の量産EV(電気自動車)でもあり、サイズとしては2018年に廃止されたミト以来の最小モデルとなる。

公式発表はまだ行われていないが、リーク画像により、その姿が明らかになった。「コーダ・トロンカ」と呼ばれるリアエンドなど、新しいデザイン要素を採用する予定だ。

アルファ・ロメオの小型クロスオーバー(編集部作成予想イメージCG)
アルファ・ロメオの小型クロスオーバー(編集部作成予想イメージCG)    AUTOCAR

ステランティス傘下のフィアット600eジープアベンジャーの兄弟車で、マイルドハイブリッド版やガソリンエンジン版も登場すると予想されている。このサイズ感とパワートレインを考えると、日本にもぴったりフィットしそうな印象はある。今後の発表に期待したい。

ミニ・クーパー

日本でも親しまれているミニ・クーパーが生まれ変わった。本稿執筆時点では日本での発売予定は確認されていないが、可能性は十分に高い。

一目でミニとわかるデザインだが、細部は大きく変わっている。全体的にシンプルな造形で、クロームメッキのパーツの使用を避け、「ミニらしさ」と生産の効率性、環境負荷の低減などを追求した。インテリアは、ミニの生みの親であるアレック・イシゴニス氏が設計した初代モデルのレイアウトを模倣したという。

ミニ・クーパー
ミニ・クーパー    AUTOCAR

画像のクーパーはEV版のクーパー・エレクトリックで、最高出力183psの電気モーターと40.7kWh容量のバッテリーを搭載し、1回の充電での航続距離は305kmと謳われている。英国価格は3万1495ポンド(約580万円)からだが、価格を抑えたガソリンエンジン版も登場する予定だ。日本導入の報せが待ち遠しい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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