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2018.05.20

スクープ フォード・フォーカスRSに重大な持病 対応に不満の声も

編集部より

フォード・フォーカスRSのヘッドガスケット漏れの持病は多くのオーナーを悩ませています。専門ショップの見解では、同じラインで生産されるマスタング用のガスケットが取り付けられているようです。しかし、フォード本社のにぶい対応は、不満を残しています。

もくじ

誤って取り付けられたマスタング用ガスケット
無償での点検修理を決定
鈍いリコール対応
部品供給も遅い

誤って取り付けられたマスタング用ガスケット

フォードの3代目フォーカスRSは、2016年のAUTOCARのロードテストでも5つ星の栄誉に輝いた、近年まれにみるエキサイティングなドライバーズカーだ。

このスポーツカー並みに高性能な4WDスーパーハッチはたったの3万2765ポンド(489万円)で手に入るのだが、多くのオーナーが信頼性に問題ありとうったえている。

ボンネットの下で、何かただならぬことが起きていることを物語るのは、始動時にマフラーからもやもやと上がる白煙だ。

これに関して、エンジンを交換された低走行車の事例や、部品供給が追いつかず数週間も工場入りしたままという話もつたわっている。

ネット上のオーナーズフォーラムでも、世界で1万5000台が影響をうけているというのにフォードからは公になんのコメントもない、という指摘があちこちでみられる。

それにしても、このフォーカスRSのトラブルの原因ははたしてなんなのだろう? 公式な説明がない以上、オーナーと専門ショップがみずから突きとめるほかなかった。

どうも2.3ℓエコブースト4気筒エンジンの、RS専用設計の部分が怪しいようだ。RSの350ps版エンジンはスペインのバレンシア工場でマスタング用のおなじ4気筒に混じってつくられるが、RS用はヘッドもブロックもアルミ製で、冷却水路の設計も異なる。

専用なのはヘッドガスケットもおなじことで、まちがってマスタング用のガスケットを取りつければ水路がふさがれて冷却が十分にできなくなる。これがトラブルの原因だろうと多くの専門ショップでは考えている。

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