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新型 ボルボS60 T5 Rデザインに試乗 秀でた内装とルックス 価格帯のベスト

2019.05.08

100字サマリー

アウディA4やBMW3シリーズ、メルセデス・ベンツCクラスなどがひしめくDセグメント・サルーンに割って入ろうとするS60。スカンジナビアン・デザインと洗練された内容で、ターゲット層を振り向かせることはできるのでしょうか。

もくじ

どんなクルマ?
見た目通りのモダン・ボルボ
英国の場合当面はT5 Rデザインのモノグレード
どんな感じ?
250psの前輪駆動に8速ATの組み合わせ
常に穏やかで感じの良い相棒
プレミアムらしい充実の標準装備
「買い」か?
セグメントを超えた価格帯ベスト
スペック
ボルボS60 T5 Rデザインのスペック

どんなクルマ?

見た目通りのモダン・ボルボ

アメリカでは、フレーバーの異なるチョコレートが入ったアソート・パッケージでも、個別にどんな味かがわかるラベルを貼ることはしない。フォレスト・ガンプでお母さんが話していたとおり、人生で自身が掴んだものがどんな内容なのかは、実際に味わってみるまでわからない。

一方で英国では、どんなフレーバーのチョコレートなのか、事前にちゃんと知っておきたいと考えるひとが多い。殆どの場合、フレーバーのわかるキャプションやイラストが、包装にしっかり描かれている。日本でも同様だろう。アソートチョコレートを人生に例えたお母さんの話は、ちょっと通じ難かったりする。

それでは、アメリカで初めて製造されることになったボルボS60は、アメリカ流チョコレートのように、見た目だけでは期待しにくい中身なのだろうか。結論からいうと、近年のボルボの高性能モデルに対して興味を抱いている読者なら、このS60も、アピアランス通りの優れたボルボだと感じるだろう。そもそも、新しいボルボは、基本的に同じフォーミュラに則って生み出されているのだから。

特にエクステリアデザインは、このクラスでは最も優れた仕上がりだと思う。読者の印象も良いはず。2018年の英国AUTOCARデザインアワードをXC40は受賞しているが、S60もモデルファミリーとして、その共通性を備えている。

 
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