個性的すぎる超レアなクルマたち マン島自動車博物館の展示車両 40選(前編)

公開 : 2025.05.05 18:25

06:プジョー205 GTi

博物館には奇抜な車両が数多くあるが、その中に、この205 GTi 1.9のようなメジャーな宝石も紛れている。この車両は個人所有で、オーナーは日常の足として購入し、現在はこうして博物館に貸し出している。

06:プジョー205 GTi
06:プジョー205 GTi

07:フォード・エグゼクティブ

フィアット130とほぼ同時代のフォード・ゼファー/ゾディアックMk4は、1966年から1972年まで生産されていた。最上位モデルのエグゼクティブは、パワーステアリング、サンルーフ、ウォルナット材のダッシュボード、シートベルトを装備している。

07:フォード・エグゼクティブ
07:フォード・エグゼクティブ

08:ロールス・ロイスカマルグ

ロールス・ロイスで唯一、ピニンファリーナがデザインした量産車であるカマルグは、当時世界最高額のクルマであったにもかかわらず、多くの人々から「醜いアヒルの子」と評されていた。1975年から1986年にかけて531台しか生産されず、写真の1981年式の車両は、走行距離わずか1万9000kmだ。

08:ロールス・ロイス・カマルグ
08:ロールス・ロイス・カマルグ

09:カスタム・クラウド

派手なグラスファイバー製ボディの下には、1975年製のシボレー・モンテカルロが隠れている。米国人のジョン・テデスコ氏が考案したカスタム・クラウドは、ロールス・ロイスの4分の1の価格でその豪華さを再現することを目指していた。しかし、ロールス・ロイスの経営陣はこれを快く受け止めず、計画中止を迫ったため、再設計を余儀なくされた。

09:カスタム・クラウド
09:カスタム・クラウド

10:デロリアンDMC-12

DMC-12は、大きな可能性を秘めていたモデルだ。愛される部分も嫌われる部分もほぼ等しく存在し、他車とは違った独特のデザインには妥協点も多かったのだが、もっと完成度が高ければ競争力のあるクルマになっていたかもしれない。生産はたったの2年間で終了した。この車両は、非常に希少な右ハンドルのプロトタイプだ。

10:デロリアンDMC-12
10:デロリアンDMC-12

11:GMシーニクルーザー

博物館創設者のダレン氏は数年前、米国中をドライブするためにこの1954年製のバスを手に入れた。走行距離は800万kmから1000万kmと推定され、エアサスペンションとエアコンが装備されている。シーニクルーザーは当初、2基の4.7L 4気筒ディーゼルエンジンを搭載していたが、後に9.3L V8ディーゼルエンジン1基に換装され、最大トルク138kg-mを発揮した。1954年から1956年にかけて、バス会社のグレイハウンド向けに1001台が生産されたが、初期の複雑なエンジン構造が原因で、あらゆる点で悪夢のようなプロジェクトだったと伝えられている。

11:GMシーニクルーザー
11:GMシーニクルーザー

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事