究極の高級ミニ:デヴィル 小さく非力なキャデラック:シマロン 知ってたら博士級? 小さな高級車(3)

公開 : 2025.07.05 17:55

キャデラック・シマロン(1982〜1988年)

ドイツから押し寄せる、小柄なメルセデス・ベンツ 190クラスBMW 3シリーズに対抗するべく、キャデラックが投入したのが小さな高級サルーン、シマロン。Jプラットフォームを採用した、最上級モデルといえた。

アメリカでは、キャデラックの枠を超えて、ゼネラル・モーターズの全ブランドで購入することができた。英国へも輸出され、ヘッドライトとテールライト、フロントグリルが交換され、ヴォグゾールオペル)・キャバリエとして販売された。

キャデラック・シマロン(1982〜1988年)
キャデラック・シマロン(1982〜1988年)

シートはレザー張りで、足元にはふかふかのカーペット。エアコンも装備され、確かに見た目の高級感は高かった。エンジンも2.8L V6で悪くなく思えたが、最高出力は126ps。キャデラックというブランドには、非力すぎたことは否めない。

★マニアな小ネタ:シマロンは、5速MTを採用した初のキャデラック。同ブランドでMTを選べたのは、約30年ぶりでもあった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・カルダーウッド

    Charlie Calderwood

    英国編集部ライター
  • 撮影

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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