2025年版 自動車専門誌が選ぶ、最高の高級車 10選 快適な乗り心地とステータス

公開 : 2025.06.28 18:25

2. メルセデス・ベンツSクラス

デザイン:9点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:万能なハイブリッド・パワートレイン 世界トップクラスの車内環境
短所:走行時の静粛性や滑らかさは期待したほどではない 一部の運転支援システムが煩わしい
最大の特徴:ショーファーカーとしての魅力

BMWの7シリーズはまだ発売から間もない最新モデルだが、現行モデルのメルセデス・ベンツSクラスは2020年から販売されている。

2. メルセデス・ベンツSクラス
2. メルセデス・ベンツSクラス

「これほど長く重いクルマが、Sクラスらしくスムーズに操れるのは驚くべきことだ」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長

Sクラスのインテリアは、市販車の中で最も豪華なものの1つであり、移動中に座る場所として物質的な快適性でも群を抜いている。アンビエントライトとコネクティビティは非常に良く設計されており、多数のデジタルスクリーンも目障りではなく実用的だ。

ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドといったパワートレインのラインナップにもほとんど弱点はない。エントリーモデルのS 350d(最高出力321ps)から、驚異的な加速を誇るAMG S 63 Eパフォーマンス(同612ps)まで、幅広い選択肢が用意されている。

大型のエンジンではなく、大容量のバッテリーを搭載したEVをお探しなら、EQS(後述)を検討してみよう。Sクラスと同等のラグジュアリーと走行性能を備え、2024年のアップデートにより、1回の充電で最大770kmの走行が可能になった。

3. BMW iX

デザイン:7点 インテリア:9点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:8点
長所:卓越した洗練性と乗り心地 SUVらしい広さと汎用性 惹きつけられるインテリア
短所:賛否両論のあるスタイリング 走行性を高めるため、エネルギー回生のレベル調整の改善が必要
最大の特徴:シートの快適性

2021年にBMW iXが発売されたとき、AUTOCAR英国編集部はこの大型電動SUVを「他のBMWとは一線を画すもの」と評した。

3. BMW iX
3. BMW iX

「iXは、10万ポンド(約1950万円)近い価格帯のラグジュアリーカーとして、魅力的な性能と高い完成度を誇っている」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長

一部の批評家は、このクルマの外観とBMWのデザイン理念からの逸脱について、より厳しい表現を使って批判している。しかし、2025年にエクステリアが変更されたことで、以前よりもかなり良くなっている。

また、この年はパワートレインとバッテリーにも数多くのアップグレードが施された。80psの出力向上により、エントリーモデルのiX xドライブ45でも最高出力407psと最大トルク71.3kg-mを発生し、大型化した94.8kWhバッテリーにより最大602kmの航続距離を実現している。

iX xドライブ60は543psと78.0kg-m、そして685kmの航続距離を誇るが、最も注目すべきはM70で、668psと112kg-mのパワーで0-100km/h加速を3.8秒で達成する。

とはいえ、ミドルグレードのスペックを超えて、内臓が激しく揺さぶられるほどのパフォーマンスが必要なのかどうかは、依然として疑問だ。

iXを選べば、上品でラグジュアリーな雰囲気、世界トップクラスの洗練された走りとドライバビリティ、瞬時に応答するパワー、他の電動SUVとは一線を画す実環境での航続距離を享受できる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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