【スーパーカー超王が感動】美しさはまさに芸術品!パガーニ・ウアイラ・コーダルンガに10台限りのスピードスター登場

公開 : 2025.07.11 11:45

メルセデスAMGと共同開発のV12ツインターボ

ミッドに搭載されるエンジンは、これもパガーニの伝統的なアイコンである、メルセデスAMGとの共同開発による5980ccのV型12気筒ツインターボ。最高出力と最大トルクは、それぞれ864ps、1100Nmという数字で、これにはエックストラックを技術的パートナーとする7速ミッションが組み合わされる。

AMT(オートマチック・マニュアル・トランスミッション)と、オーソドックスにして現代においてはその趣味性が再評価されている3ペダルの両仕様が用意され、その選択はもちろんカスタマーに委ねられている。パガーニによればその最高速は電子制御リミッターによって350km/hに制限されるということだ。

コーダルンガとはロングテールを意味し、伸びやかなテールが特徴となる。
コーダルンガとはロングテールを意味し、伸びやかなテールが特徴となる。    パガーニ・アウトモビリ

前後サスペンションは、これも軽量な鍛造アルミニウム製のアームを採用したアクティブタイプで、可変レートスプリングと同軸ショックアブソーバーを組み合わせることで、どのような速度域、そして走行環境においても魅力的な走りを演出する。

フロントに410mm径、リアに390mm径のカーボンセラミックディスクが備わるブレーキはブレンボとのコラボによって誕生したもの。その走りがいかに刺激的で、そして同時にラグジュアリーの極みともいえる感覚が醸し出されていることは、ここで紹介した簡単なスペックからも容易に想像できる。

はたしてオラチオ・パガーニの胸中には、どのような次なるモデルの構想が描かれているのだろうか。その不変的な美しさと最新のテクノロジーを融合したハイパーカー、ウアイラ・コーダルンガ・スピードスター。そのステアリングを握ることが許される10名のカスタマーは、おそらくそのすべてがすでに決定しているに違いない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    山崎元裕

    Motohiro Yamazaki

    1963年生まれ。青山学院大学卒。自動車雑誌編集部を経て、モータージャーナリストとして独立。「スーパーカー大王(超王)」の異名を持つ。フツーのモータージャーナリストとして試乗記事を多く自動車雑誌、自動車ウェブ媒体に寄稿する。特にスーパーカーに関する記事は得意。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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