シトロエンを120台所有する男 マニア必見のコレクション(前編) 巨大な個人博物館
公開 : 2025.07.26 18:25
2CV AZU(1961年)
2CVのトラック型モデルであるAZUは、やや大きな425ccのフラットツインエンジンを搭載し、最高出力12psを発揮した。シトロミュージアムに展示されている1961年製、1万5000km走行のこの個体は、アフターマーケット企業GlacAutoにより、オプションのリアサイドウィンドウが追加されている。この改造はシトロエンの認定を受け、GlacAuto製の改造車は正規のディーラーネットワークを通じて販売された。

2CV AZLP(1959年)
フラデ氏は、1979年に走行距離約5000kmの1959年製2CV AZLPを購入した。これは彼にとって最初のヴィンテージカーであり、彼がヴィンテージカーに夢中になるきっかけとなったクルマでもある。走行距離が約1万3000kmになったところで、運転をやめた。その新車に近い状態を保ち、走行距離の少ないオリジナル車を展示する博物館を設立することを思い立ったのだ。

2CV6 CT(1984年)
2CV6 CTはスペインで生産され、現地市場で販売された。CTは「快適」を意味する。フランスで販売された2CVクラブと非常に似ている。シトロミュージアムに展示されている走行距離84kmのこの個体は、スペイン生産の2CVの最後の1台とされている。
アンダルシアのディーラーで新車販売されたが、オーナーは走らせることなく、登録もせずに新車同様の状態を維持していた。その後、フラデ氏のコレクションに加わる前に2度売却を経験している。

2CVチャールストン(1990年)
1990年、シトロエンが2CVの生産終了を発表した際、2人の兄弟がそれぞれ新車を購入し、可能な限りオリジナルの状態を維持する目的で所有した。両車はシトロエンの無料メンテナンスプランを利用するため約6か月間走行した後、20年以上室内保管されていた。
1台目(写真)は走行距離わずか726km、2台目に至っては21kmしか走行していない。

アミ6(1963年)
6は、そのユニークなZ字型のルーフラインが大きな特徴で、アミファミリーの中で最も収集価値の高いモデルとなっている。この個体は、母親を乗せるための快適なクルマを求めていた人が新車で購入したものだが、その母親が亡くなってから30年間、ガレージで眠っていたという。
オーナーは最終的に走行距離2800kmで売却。フラデ氏は2010年に同好の愛好家から走行距離8525kmで購入した。







































