オレゴンの風に吹かれるクライスラーの廃車 40選(前編) ジャンクヤード探訪記

公開 : 2025.07.27 18:25

ダッジ・ミラーダ – 1981年

ダッジ・ミラーダは新車当時もあまり見かけないクルマだったが、現在は極めて希少だ。コルドバやインペリアルと同じJプラットフォームを採用したパーソナルラグジュアリーカーで、1980年から1983年にかけて5万3000台しか販売されていない。写真の1981年式は1万1899台のうちの1台で、ワイルドキャット・オート・レッキングでは1200ドル(約18万円)で売り出していた。

ダッジ・ミラーダ - 1981年
ダッジ・ミラーダ – 1981年

プリムス・フューリー・ステーションワゴン – 1960年

信じられないことに、この1960年製のプリムス・フューリー・ステーションワゴンは、1970年代後半から一度も道路を走っていない。一見、腐食はまったく見当たらないが、おそらく下部はひどく錆びついているだろう。部品取り車として扱われている理由も理解できる。

極めて希少なモデルで、生産台数は7586台のみ。販売不振の要因の1つは、この巨大なテールフィンにある。当時、こうしたデザインは急速に時代遅れとなってしまい、翌年には完全に姿を消してしまった。

プリムス・フューリー・ステーションワゴン - 1960年
プリムス・フューリー・ステーションワゴン – 1960年

ダッジ・コロネット – 1955年

3代目ダッジ・コロネットは、1949年にスチュードベーカーからクライスラーに移籍した凄腕デザイナー、ヴァージル・エクスナー氏によって設計された。以前のモデルよりも低く、長く、そして広くなったことで、販売台数を大幅に伸ばした。この4ドア・セダンは、コロネットの2年間の生産期間のうち、最初の1955年に出荷されたものだ。

ダッジ・コロネット - 1955年
ダッジ・コロネット – 1955年

ダッジ・ダート – 1976年

駆動系については保証できないが、この1976年式ダッジ・ダートのボディにはほとんど問題がない。10年分ほどの汚れや埃を磨くだけで、外観は完全に生まれ変わるだろう。価格は1200ドル(約18万円)で、レストアに挑戦しやすい個体だ。1976年には、2万7849台の4ドア・セダンが生産された。

ダッジ・ダート - 1976年
ダッジ・ダート – 1976年

インペリアル・クラウン・クーペ – 1964年

1964年はインペリアルにとって記録的な年で、2万3295台が工場から出荷された。それでも、ライバルのリンカーンには1万3000台差で及ばなかった。その年販売された5つのボディスタイルのうち、2番目に人気があったのはクラウン・クーペで、5233台が道路を走った。

重量は5000ポンド(2273kg)以上あったが、6.8LのV8エンジンにより0-97km/h加速8.4 秒という驚異的な加速力を誇った。

インペリアル・クラウン・クーペ - 1964年
インペリアル・クラウン・クーペ – 1964年

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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