空前絶後の音響体験 ブガッティ・ミストラル(2) 魅力の核心にあるW16クワッドターボ

公開 : 2025.08.18 19:10

魅力の核心にあるW16クワッドターボ

ミストラルの中心的存在は、やはりW16クワッドターボエンジン。超高速での疾走中も、眼鏡がエアインテークへ吸い込まれそうな勢いでの加速中も、豊かなトルクの波へ乗り、悠々と芳醇なサウンドへ聴き惚れている時も、魅力の核心にそれがある。

これほどの動力性能を叶えながら、ミストラル級の親しみやすさを実現するエンジンは、他に存在しないはず。内燃機関の時代には終焉が迫っているが、その節目へ相応しい、傑作ユニットだといっていい。

ブガッティ W16ミストラル(欧州仕様)
ブガッティ W16ミストラル(欧州仕様)

空前絶後の音響体験で、W16エンジンの幕が閉じられる。鮮烈な運転体験とともに。

◯:W16エンジンの壮大な響き すべての仕上がりが素晴らしい
△:こんなクルマは、もう作られることがないはず

ブガッティ W16ミストラル(欧州仕様)のスペック

英国価格:517万ポンド(約10億2366万円)
全長:4544mm
全幅:2038mm
全高:1212mm
最高速度:453km/h
0-100km/h加速:2.5秒
燃費:4.6km/L
CO2排出量:495g/km
車両重量:1977kg
パワートレイン:W型16気筒7993cc クワッドターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:1600ps
最大トルク:162.8kg-m
ギアボックス:7速デュアルクラッチ・オートマティック(四輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ブガッティ・ミストラルの前後関係

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