大排気量エンジンを積んだクルマ 20選 パワーとロマンの追求、極めつけは「27.0L」?
公開 : 2025.08.03 18:25
ダッジ・ラム(8.3L)
ピックアップトラックとスポーツカーの8.3L V10エンジンを載せるというのは、勢いだけで決まったことのように聞こえるかもしれないが、ダッジはまったく気に留めていなかったようだ。その結果、ヴァイパーのエンジンを搭載したラムSRT-10が誕生した。ピックアップトラックにふさわしい、1気筒あたり2バルブの非常にシンプルな自然吸気エンジンで、ターボは搭載されていなかった。
2004年に登場したラムSRT-10は、最高出力500pと最高速度248km/hを誇り、大きな話題を呼んだ。エンジンのポテンシャルを最大限に引き出せば、軽量なショートキャブモデルでは0-97km/h加速4.9秒を達成することも可能だった。このバージョンには6速マニュアルが標準装備されていたが、5人乗りのクワッドキャブモデルには4速オートマチック・トランスミッションのみが設定された。

ダッジ・ヴァイパー(8.4L)
ダッジ・ヴァイパーは何もかもが派手であったため、4代目モデルが登場する頃にV10エンジンが8.0Lから8.4Lに拡大されたことは当然と言えるだろう。このエンジンの開発では、プッシュロッドエンジンとして初めて可変バルブタイミング機構が採用された。これにより、最高出力600psと最大トルク77.4kg-mを実現。2015年に発売された最終モデルのVXは、645psの出力を誇った。
GT3レースでは、8.4Lエンジンをさらにパワーアップしたバージョンが採用され、680psを発生したが、一部のシリーズでは600ps近くまで出力は抑えられた。このエンジンはレース用チューンでも過大な負荷がかかることはなく、ヴァイパーが数々のレースやチャンピオンシップで優勝する原動力となった。

ブガッティ・ロワイヤル(12.7L)
タイプ41ブガッティ・ロワイヤルは、生産台数がわずか6台だったことを除けば、あらゆる点で巨大だった。12.7Lエンジンはもともとフランス航空省向けに設計されたものだが、採用が見送られたため、ブガッティのラグジュアリーカーに使用されることになった。
直列8気筒で、1気筒あたり3つのバルブを備え、約300psを発生した。しかし、これらのバルブは定期的に再研磨が必要で、エンジンを降ろす作業が求められたため、裕福なオーナーたちにとってもロワイヤルの維持費は非常に高額だったはずだ。エンジンは、シャシーの中央に搭載された3速トランスミッションと接続され、ボディの仕様によっては最高速度約160km/hに達した。

































