A106にA110、A310 アルピーヌ・マニア ディエップへ集う(2) オーナー溺愛の参加車たち
公開 : 2025.08.24 17:50
ルノー4CVが起源のアルピーヌ ジャン・レデレ氏の創業から70周年 A110は初の世界ラリー選手権で優勝 ディエップで開かれた過去最大のミーティング 参加車の一部をUK編集部がご紹介
もくじ
ーアルピーヌA310 V6
ーアルピーヌA106
ーアルピーヌA110 1600S
ールノー・アルピーヌGTA ターボ・ル・マン
ーアルピーヌA110 GT4
ーアルピーヌA110 ラリーレプリカ
ーアルピーヌA110
ーアルピーヌA110 GT4
ールノー・アルピーヌGTA ターボ
アルピーヌA310 V6
オーナー:エルヴェ・ブスネル氏/シャンテル・ブスネル氏
エルヴェのアルピーヌへの思いは、愛国心から。幼い頃から、A310に憧れていたと振り返る。ドイツやイタリア、日本製のライバルを相手に、唯一のフランス製スポーツカーとして、アルピーヌは子ども心に響いたのだろう。

彼のA310は1981年式。廃車寸前の状態から、2年半に及ぶ丁寧なレストアで、見事な状態まで蘇らせたという。
アルピーヌA106
オーナー:ベルント・オリー氏
知る人ぞ知るA106は、650台しか製造されていない。アルピーヌでも、最も貴重なモデルといえるだろう。A108の発売後も不定期に作られており、中にはルノー・ドーフィン用エンジンを搭載した例もある。

オリーのA106は、ルノー4CVがベース。スペアパーツの入手が簡単で、走れる状態の維持はそこまで難しくないとか。
アルピーヌA110 1600S
オーナー:ヘルマン・ガラティ氏
スイスから自走してきた、A110 1600S。偶然見かけた1台へガラティは惹かれ、購入を即決し、32年間も情熱を注いできたという。ドライブトレインなどはレストア済みだが、ボディはオリジナルが保たれている。

「走り自体は、まあ、酷いですね」。と冗談半分に笑顔で話す彼。「でも、得られる感覚は唯一といえますよ」
ルノー・アルピーヌGTA ターボ・ル・マン
オーナー:ステファン・セヴヌー氏
ルノー5 GTターボに乗っていた彼が、次に選んだのはアルピーヌA310だった。しかしレストアに挫折し、2019年にGTA ターボを購入したという。1990年からの1年間に300台程度が作られた、希少なル・マン仕様だ。

ワイドなボディと、専用のフロントマスクが特徴。A610のスタイリングにも通じている。メンテナンスは簡単ながら、内装部品などの入手が難しいことが悩みだとか。
アルピーヌA110 GT4
オーナー:アンドレ・ローリエ氏&マリー・ベット氏
フランス南部で生まれ育ったローリエは、A110に憧れてきた。家族での移動を考え、2+2ボディのGT4へ絞って捜索。2003年に出会った1台が手頃な価格で、購入を決断したという。普段は自走で来場するが、訳あって今回はトレーラーに載せて来たらしい。

アルピーヌA110 ラリーレプリカ
オーナー:ギ・コカール氏
初の愛車としてA110を購入して以来、好状態を保ってきたコカール。1971年にモンテカルロ・ラリーを戦った、マシンのレプリカへ仕立てている。往年のドライバー、ジャン・リュック・テリエ氏は、本能的な運転スタイルが特徴だった。

コカールのクルマは、一般的な公道用のA110がベースだが、エンジンは1.8Lへ拡大されている。アルピーヌの工場へ依頼して。








































































































