アーカンソーの森の中に隠されたクラシックカー 20選 ジャンクヤード探訪記

公開 : 2025.08.24 18:25

フォード・グラナダ(1977年)

初代フォード・グラナダ(1975~1980年)は、基本的に一から設計された新型車だった。エクステリアは確かに新しく、欧州車のような雰囲気も感じられたが、後輪駆動のシャシーは1960年のファルコンから流用された古いものだった。

1977年には、4ドア・セダンとこの2ドア・クーペを合わせて約39万台が販売された。ただし、この個体のような茶色のカラーがどれほど選ばれたかは不明だ。

フォード・グラナダ(1977年)
フォード・グラナダ(1977年)

シボレー・コルベア

このシボレー・コルベアの開いたトランクをのぞき込むと、完全に錆びてしまっていることがわかった。フロアの他の部分も同様に腐食していることは間違いなく、高速道路を快走する日はとうの昔に過ぎ去ったと言えるだろう。

リアエンジンを搭載した「貧者のポルシェ(Poor man’s Porsche)」は運転が楽しかったが、不意にドライバーを驚かせる悪癖もあった。

シボレー・コルベア
シボレー・コルベア

ウィリス・ジープ・トラック(1957年)

このウィリス・ジープ・トラックは1957年製と思われるが、間違っている可能性もある。ブルックス・スティーブンスが設計したこのトラックは1947年に発売され、18年間生産された。地面に沈み込んでいる様子から、おそらくユナイテッド・オート・セールス・アンド・サルベージで長年放置されてきたのだろう。

ウィリス・ジープ・トラック(1957年)
ウィリス・ジープ・トラック(1957年)

ポンティアック・グランプリ

一部のジャンクヤードでは、ボンネット、トランク、ドアをしっかり閉めることを徹底しているが、ユナイテッド・オート・セールスではそれほど重視されていないようだ。いずれにせよ、この4代目(1973~1977年)ポンティアック・グランプリの運転席ドアを閉めるのはもう手遅れだ。もちろん、チェーンソーでも使えば話は別だが……。

ポンティアック・グランプリ
ポンティアック・グランプリ

ポンティアック・グランプリ(1977年)

こちらもポンティアック・グランプリだが、状態はかなり良い。4代目モデルとしては最後の年にあたる1977年の製造だが、この年は27万台という立派な販売台数を記録した。

リアにあるディーラーのバッジから、この個体が新車販売された店舗は、このジャンクヤードからわずか数kmの距離にあるようだ。

ポンティアック・グランプリ(1977年)
ポンティアック・グランプリ(1977年)

シボレー・ベガ・カムバック

1970年代には米国の至るところで見かけたシボレー・ベガだが、今ではほとんど姿を消してしまっている。約200万台が製造されたが、自動車愛好家の心をつかむことはなかったため、現在ではごくわずかしか残っていない。

シボレー・ベガ・カムバック
シボレー・ベガ・カムバック

記事に関わった人々

  • AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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