アーカンソーの森の中に隠されたクラシックカー 20選 ジャンクヤード探訪記

公開 : 2025.08.24 18:25

リンカーン・コンチネンタルMKIV(1959年)

この1959年製のリンカーン・コンチネンタルMkIVタウンカー・ハードトップセダンは、今回ユナイテッド・オート・セールズで見つけた中で最も希少なクルマだ。4ドアのハードトップセダンは最も人気のあるボディスタイルだったが、同年の販売台数は6146台にとどまった。運転席のドアが開いたままになっていて、かつては豪華だった車内が風雨にさらされているのがとても残念だ。

リンカーン・コンチネンタルMKIV(1959年)
リンカーン・コンチネンタルMKIV(1959年)

オールズモビル・カットラス・サロン・エアロバック

1970年代半ば、ゼネラルモーターズは欧州で成功を収めていたハッチバックという新しいタイプに目を付けた。そして1978年、エアロバックシリーズの販売を開始した。しかし、このサイズのクルマにはあまり合わないファストバックの外観で、デザイナーが付け忘れたのか、ハッチバックの開閉機構も備わっていない。

販売は低迷し、1981年までにエアロバックは廃止されてしまった。この4ドアの1980年製オールズモビル・カトラス・サロンは、3万6923台生産された。

オールズモビル・カットラス・サロン・エアロバック
オールズモビル・カットラス・サロン・エアロバック

フォード・ファルコン(1963年)

真の意味での国産コンパクトカー第1号はランブラー・アメリカンだが、ビッグスリーが初めて製造したコンパクトカーとして名高いのは、ファルコン(1960~1970年)だ。これは、欧州や日本からの小型輸入車の波を食い止めるための試みで、その後、シボレー・ノヴァやダッジ・ダートなどが続いた。

この2ドア・ハードトップは、1963年に製造された初代のモデルだ。

フォード・ファルコン(1963年)
フォード・ファルコン(1963年)

シボレー・シェベル(1968年)

この1968年製のシボレー・シェベルは、すでに破砕機に数回かけられたかのような状態だった。2枚の窓がどのようにして残っているのかは謎だ。テールライトと2、3のトリムのほかに、保存する価値のある部品はほとんどなかった。

シボレー・シェベル(1968年)
シボレー・シェベル(1968年)

オールズモビル・カトラス・シュプリーム(1974年)

オールズモビル・カトラスの最上位モデルがシュプリームで、これは1974年製のクーペである。同年、オールズモビルの生産台数の10分の4台はカトラスで、中でもクーペが圧倒的な人気を誇った。

オールズモビルは2年連続で米国第3位につけた人気ブランドだったが、1974年にプリムスに順位を譲った。

オールズモビル・カトラス・シュプリーム(1974年)
オールズモビル・カトラス・シュプリーム(1974年)

原文:ウィル・シャイアーズ(Will Shiers)

記事に関わった人々

  • AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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