【消費の弱さが見られる】2025年8月期の新車販売 マイナス幅も悪化し2カ月連続前年実績割れ

公開 : 2025.09.02 06:25

業界団体の関係者は?

2025年8月期の新車販売に関して業界団体の関係者は、「新車販売については、2025年の上半期はプラスを継続していたものの、7月期は前年同月比で3.6%減とマイナスに転じ、新車の投入が少なかった8月期はさらに悪化して同8.3%減と、下り坂に入ってしまった。

景気動向調査では消費などで弱さが見られると指摘しており、その状況が新車販売市場でも浮き彫りになったようである」と解説する。

生産終了が発表されたR35型日産GT-R。
生産終了が発表されたR35型日産GT-R

今後については、「ユーザーの新車の購入意欲は底堅く推移しており、また秋にかけて販売台数を伸ばしそうな新型車が多くリリースされることから、プラスを回復する可能性は十分にある。

ただし、今後も物価の上昇が続くことが予想され、加えて気づきにくい税負担、いわゆるステルス増税が相次いで実施されることから、新車販売市場は予断を許さない状況が続く。トランプ関税の影響がコスト上昇や設備投資の下押しなどとなって各企業で出始めていることも、新車販売にとって不安要素」と指摘した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    大貫直次郎

    Naojiro Onuki

    1966年型。早稲田大学卒業後、自動車専門誌や一般誌などの編集記者を経て、フリーランスのエディトリアル・ライターに。愛車はポルシェ911カレラ(930)やスバル・サンバー(TT2)などのほか、レストア待ちの不動バイク数台。著書に光文社刊『クルマでわかる! 日本の現代史』、アシェット・コレクションズ・ジャパン刊『国産名車コレクション』シリーズなど。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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