欧州最大の自動車展示会、注目のニューモデル 20選 ミュンヘン・モーターショー2025

公開 : 2025.09.10 06:45

メルセデス・ベンツGLC

新型GLCは、メルセデス・ベンツの「史上最大の製品攻勢」の幕開けを告げるモデルだ。

現行の内燃機関搭載GLCのデザインを踏襲しつつ、942個のLEDライトで構成される新しい『アイコニックグリル』により、EVモデル独自の外観へと仕上げている。

メルセデス・ベンツGLC
メルセデス・ベンツGLC

EV用のMB.EAプラットフォームと800Vの電気アーキテクチャーを採用し、最大700kmの航続距離を実現している。

ミニ・ジョン・クーパー・ワークス x デウス・エクス・マキナ

ミニは、2台のコンセプトカーによって高性能車へのコミットメントを示した。

ガソリンおよびEVのジョン・クーパー・ワークスをベースに、ファッションブランドのデウス・エクス・マキナ(Deus ex Machina)と共同製作した、装備を削ぎ落としたレーシングカーだ。

ミニ・ジョン・クーパー・ワークス x デウス・エクス・マキナ
ミニ・ジョン・クーパー・ワークス x デウス・エクス・マキナ

どちらも量産化されることはないが、2023年に生産終了したジョン・クーパー・ワークスGP以来となるミニのJCWモデルだ。

ポールスター5

スウェーデンに本拠を置くポールスターは、モーターショーでポルシェタイカンに対抗する『5』の量産バージョンを発表し、最もパワフルな仕様では900ps近くを発揮するとした。

このスーパーサルーンは「ポールスターを定義づけるプロジェクト」と称され、新しい800V電気アーキテクチャーを同社で初めて採用する。

ポールスター5
ポールスター5

開発作業は主に英国で行われ、「スーパーカーレベルの」剛性と、クラス最軽量を誇るとされている。AUTOCAR英国編集部はプロトタイプに試乗し、この主張を検証している。

ルノー・クリオ

ルノーは6代目となる新型クリオ(日本名:ルーテシア)を発表した。コンセプトカーを思わせるシャープなデザインと力強いスタンスが特徴だ。

ワイドなフロントグリル、ダイヤモンド型ヘッドライト、筋肉質なプロポーションが、これまで以上にスポーティな印象を与える。車内にはグーグルのソフトウェアを搭載したデュアルスクリーンが備わり、よりモダンな雰囲気となっている。

ルノー・クリオ
ルノー・クリオ

ガソリン車とハイブリッドモデルが用意され、いずれも日常的な運転に重点を置いたチューニングが施されている。欧州では年内に受注開始予定とされるが、右ハンドルの英国には2027年に投入されるようだ。

スコダ・エピック

チェコの自動車メーカーで、フォルクスワーゲン・グループ傘下のスコダは、新型EVのエピック(Epiq)を披露した。電動車の普及を目指す全長4.1mの小型SUVだが、重要なのは価格設定だ。

スコダの発表によると、2万5000ポンド(約500万円)から販売されているガソリン車のカミックと同等になるという。航続距離は425kmとされる。

スコダ・エピック
スコダ・エピック

ミュンヘン・モーターショーでは量産バージョンに近いコンセプトモデルが展示されているが、デザインはほぼ変更なく販売店に並ぶ見込みだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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