欧州最大の自動車展示会、注目のニューモデル 20選 ミュンヘン・モーターショー2025

公開 : 2025.09.10 06:45

スコダ・ビジョンOコンセプト

スコダは、次期オクタビアを思わせる電動ステーションワゴンのコンセプトカー、ビジョンO(Vision O)を公開した。フォルクスワーゲン・グループの新SSPプラットフォームをベースに、実用性重視の箱形ワゴンから洗練された現代的なフォルムへと生まれ変わる。

量産バージョンが欧州市場に登場するのは2020年代後半になるが、メッセージは明確だ。欧州で最も売れているステーションワゴンの1つが電動化するのだ。

スコダ・ビジョンOコンセプト
スコダ・ビジョンOコンセプト

オペルコルサGSEビジョン・グランツーリスモ

この派手なコンセプトカーは最高出力800psを誇り、車両重量はわずか1170kgとされる。主力ハッチバックのコルサの次世代モデルを予告するという役割を秘めた1台だ。

実際、このコンセプトカーは来年発表予定の次期コルサと同じSTLAスモール・プラットフォームをベースとしている。

オペル・コルサGSEビジョン・グランツーリスモ
オペル・コルサGSEビジョン・グランツーリスモ

フォルクスワーゲンIDポロ

フォルクスワーゲンは、前回のミュンヘン・モーターショーで披露したID.2allコンセプトの量産バージョンが『ポロ』の名を冠することを明らかにした。

今年のショーでは、カモフラージュが施された量産バージョンのプロトタイプが公開されている。欧州では2026年に発売予定で、価格は約2万2000ポンド(約440万円)からとなる見込み。

フォルクスワーゲンIDポロ
フォルクスワーゲンIDポロ

IDポロには38kWhと56kWhの2種類のバッテリーが用意される。後者は約450kmの航続距離を実現し、最大125kWの急速充電に対応する。

フォルクスワーゲンIDポロGTI

フォルクスワーゲンはIDポロの高性能仕様として、2027年発売予定のIDポロGTIも発表した。

最高出力は236psに強化され、張り出したフェンダー、リアスポイラー、大径アルミホイールなど、アグレッシブなデザイン要素を備えている。

フォルクスワーゲンIDポロGTI
フォルクスワーゲンIDポロGTI

AUTOCARが以前報じた通り、フォルクスワーゲンは最高出力286psを目標とするクラブスポーツ仕様も開発中だ。

フォルクスワーゲンIDクロス・コンセプト

IDポロと並行して、より背が高く、がっしりとしたフォルムのIDクロスが、量産バージョンに近い姿で公開された。IDポロに続いて、来年発売される予定だ。

実質的にTクロスに代わるEVであり、価格は約2万5000ポンド(約500万円)からとなる見込みだ。電動SUVとしては安価な部類に入る。

フォルクスワーゲンIDクロス・コンセプト
フォルクスワーゲンIDクロス・コンセプト

フォルクスワーゲンTロック

2代目となる新型Tロックがミュンヘンで一般公開された。大胆な新デザインと、フォルクスワーゲン初のフルハイブリッド・パワートレインを搭載する。

Tロックは同ブランド最後の内燃機関車となる見込みだ。市場状況が許せば、以降のモデルはすべてバッテリー駆動となる予定である。

フォルクスワーゲンTロック
フォルクスワーゲンTロック

欧州では11月に納車開始予定で、高性能のR仕様も来年登場する見込みだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事