出世作再販から衝撃のマニア作まで百花繚乱!第63回全日本模型ホビーショー【長尾循の古今東西モデルカーよもやま話:第12回】

公開 : 2025.10.22 12:05

モデルカーの世界は『頭文字D祭り』

峠の走り屋たちのバトルと成長を描いた青春群像劇として今なお人気を誇る漫画『頭文字D』。週刊青年漫画誌『ヤングマガジン』で1995年から2013年までの長期にわたって連載され、今年は連載開始から30年の節目となります。そこで多くのメーカーから主人公の愛車86トレノやライバルの劇中車がミニカーやプラモデルでリリースされ、モデルカーの世界はちょっとした『頭文字D祭り』の様相です。

また、近年の自動車趣味の大きなムーブメントとしてすっかりお馴染みとなった感もある日本発の改造車文化。モデルカーの世界でも、このムーブメントはすっかり定着した感があります。それらはもはや『クルマとしての機能を無視した竹やりデッパの違法改造車』などではなく、主に東南アジア圏のクルマ好きが憧れる『クールなカスタムカー』としての地位を確立した様で。今回の会場でも、それらをモチーフとした新製品が多数見られました。

モデルカーの世界はちょっとした『頭文字D祭り』の様相。
モデルカーの世界はちょっとした『頭文字D祭り』の様相。    長尾循

もろちんカタログそのままのオリジナル状態を再現した通常のミニカー、新旧のモータースポーツシーンを彩ったレーシングマシンやラリーカーといったモデルも今まで同様スタンダードな新作も数多く発表、展示され、各メーカー、それぞれが得意とする分野で幅広いファン層のニーズに応えています。

というわけで今回もまた百花繚乱、大変興味深い秋のホビーショー会場からのレポートでありました。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    長尾循

    Jun Nagao

    1962年生まれ。企画室ネコ時代を知る最後の世代としてモデル・カーズとカー・マガジンの編集に携わったのち定年退職。子供の頃からの夢「クルマと模型で遊んで暮らす人生」を目指し(既に実践中か?)今なおフリーランスとして仕事に追われる日々。1985年に買ったスーパーセブンにいまだに乗り続けている進歩のない人。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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