今は跡形もない? 解体寸前の貴重なクラシックカー 40選(後編) ジャンクヤード探訪記
公開 : 2025.11.23 11:45
AMCホーネット(1976年)
ホーネットは、増え続ける低燃費輸入車へのAMCの対抗馬だった。7年間の生産期間(1970-1977年)ではそこそこの販売実績を上げた。2ドアおよび4ドア・セダン、ステーションワゴンのスポーツアバウト、そしてハッチバック(写真)のバリエーションが用意されていた。
1976年には約7万1000台のAMCホーネットが生産されたが、現存する個体は多くないだろう。

フォード・レッカー(1964年)
数千台ものクルマを廃車へと引きずり込んだであろう、このフォードの1964年式レッカートラックは、今や自らも同様の悲惨な運命に直面している。

シボレー(1958年)
シボレーの1957年モデルの後継車開発は困難な課題だったが、長く、低く、広くなった結果、見事に成功した。特徴としてはツインヘッドランプと、テールフィンがまったくない点も挙げられる。販売台数は前年を下回ったが、これは不況によるもので、モデル自体の人気が低下したわけではない。
実際、1958年にはシボレーはフォードから販売台数トップの座を奪還した。この個体はかなり部品が取り外されているが、まだ使える部品がいくつか残っている。

オールズモビル88(1954年)
オールズモビル88は50年にわたる歴史を持ち、1949年から1999年までこの車名で生産されていた。当時は比較的軽量で高出力だったため、優れた性能を発揮した。実際、高性能V8エンジンを搭載したモデルは、一部で世界初のマッスルカーとも見なされている。
この4ドア・セダンが出荷された1954年にはデザインを一新。直線的なボディデザインは人気を博し、18種類のツートンカラーの組み合わせにより美しい仕上がりとなった。

シボレー・フリートマスター(1948年)
短命に終わったシボレー・フリートマスターは1946年から1948年までしか生産されていない。写真の個体は終盤に生産されたものだ。スポーツセダンと称されたが、0-97km/h加速22.4秒、最高速度120km/hと、現代基準では特にスポーティとは言えない。戦前の面影を残したデザインも不利に働いた。本質的には1941年に始まったモデルシリーズ、シボレー・フリートラインの改良版に過ぎなかった。

ダットサン280Z
ダットサン240Zは1969年に米国市場に登場し、瞬く間に成功を収めた。顧客はそのスポーティな外観と、151psの2.4L直列6気筒エンジンの性能を高く評価した。1974年にはエンジン排気量が200cc増加し、これを反映して車名は260Zに変更された。
しかし、新たに導入された米国の排ガス規制の影響で出力は139psに低下した。この問題に対処するため、翌年には北米市場専用モデルとして2.8L、170psの280Zが発売された。この280Z 2+2はおそらく1977年か1978年に生産されたものだが、レストア可能に見える。


































