かつての「らしさ」復活? プジョー308 1.2T ピュアテック(1) 3気筒ターボのハード確認

公開 : 2025.12.16 18:05

車載機能の操作はほぼタッチモニターで

インフォテインメント・システムは、プジョー最新のi-コネクト。ステアリングホイールやセンターコンソールにスイッチ類はなく、基本的にタッチモニターへ触れて操作することになる。音声操作機能を実装するが、モニターの表面は指紋で汚れがちだ。

ダッシュボード中央には、主要機能が割り振られたショートカット。その下部には、デフロスターやハザードランプなどの操作パネルがあり、使い勝手を補完している。

プジョー308 1.2T ピュアテック130 GT(欧州仕様)
プジョー308 1.2T ピュアテック130 GT(欧州仕様)

i-コネクトの反応は、他社のシステムと比較すると反応が遅め。走行中にアクセスできる機能も、大きく制限されている。慣れるまでは、タッチモニターへ長めに視線をそらしてしまい、ドライバー監視機能の警告を受けがち。より直感的なデザインが望ましい。

気になる走りの印象とスペックは、プジョー308 1.2T ピュアテック(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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