旧車で好きな音楽を聴くには? FMトランスミッターとスマホホルダーの筆者的決定版!【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #9】

公開 : 2026.02.27 12:05

もうひとつの悩み、『スマートフォンホルダー』

それともうひとつ、長らく『あれでもない、これでもない』と悩んできたのが音楽供給の本体となるiPhoneの置き場、つまりスマートフォンホルダーです。iPhoneにカーナビゲーションを任せていることもあり、目につきやすく、違法でなく安全な場所に設置する必要があります。

スマートフォンホルダーには膨大な種類があり、年々進化を続けているので、こちらも長年にわたり試行錯誤を繰り返してきました。近年の流れを振り返ると、iPhoneのMagSafe(マグセーフ)を活用した磁力貼り付けタイプや、iPhoneを置くとモーター駆動でアームが閉まり、しかもワイヤレス充電ができるタイプなどを使っていました。

星光産業の『EC-213』。シンプルな造形でしかも軽く、機能的なのが特徴。旧車乗りにオススメのスマートフォンホルダーです。スマホケース、リング付きでもいけちゃいます。
星光産業の『EC-213』。シンプルな造形でしかも軽く、機能的なのが特徴。旧車乗りにオススメのスマートフォンホルダーです。スマホケース、リング付きでもいけちゃいます。    遠藤イヅル

しかし磁力式はiPhoneを巨大なプロマックスに機種変更したところ磁力が足りず、地面からの衝撃で脱落する事案が発生。ワイヤレス充電はiPhoneを置いている間はずっと充電してしまうのと、ホルダーが熱を持つため、適宜ホルダーから充電ケーブルを抜く必要があります。

しかもホルダー自体が重いので、劣化して折れそうな旧車のルーバーに付けるにはヒヤヒヤものでした。これらを経て行き着いたのが、星光産業の『EC-213』です。

置くだけでスマートフォンの重みでホルダーが立ち上がるというシンプルな設計で、脱着も上から抜き差しするのみ。畳まれた時も驚くほどコンパクトで、デザインも派手じゃないので旧車の内装に影響しません。そのためもう1台の愛車、日産フォルクスワーゲン・サンタナにも装着しています。

時代に合わせた備えがない旧車に対して頭をひねり、いろいろ試してみるのも旧車乗りの楽しみかもしれません。

(当連載は不定期掲載ですが、主に金曜日お昼頃に公開予定となります)

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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