ステアリング「ヨーク」が生むコクピット感 レクサスRZ 550e Fスポーツ(1) 2モーターで407psの新グレード 大幅改良の成果は?

公開 : 2026.05.21 18:05

操作しにくい14インチ・タッチモニター

タッチモニターは、14インチで高精細。ステアリングにオーディオ用ダイヤルが備わり、手元で音量は調整できる。他方、エアコン用にもダイヤルが備わるものの、基本的にはパネル上での操作で、しっかり目線を移さないと扱いにくい。

システムのメニュー構成は、直感性に若干欠ける。スマートフォンのミラーリング解除や、ドライブモードの変更にも、複数回タップする必要がある。稀に、反応が遅れる場面もあるようだった。便利なホーム画面を設けるだけでも、印象は変わるだろう。

レクサスRZ 550e Fスポーツ(英国仕様)
レクサスRZ 550e Fスポーツ(英国仕様)

メーター用モニターは、解像度が少々粗め。ステアリングヨーク上のタッチパッドは、操作性を高めているようには感じにくい。

各所に用意された、USB-Cポートは便利。英国仕様では、外部給電できる3ピンのソケットも、2か所に設けられている。ダッシュボードには、膝周りを温めてくれる赤外線ヒーターをオプションで実装できるが、グローブボックスは塞がってしまう。

気になる走りの印象とスペックは、レクサスRZ 550e Fスポーツ(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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