初代トヨタ・セリカの姿も ずらりと並ぶ廃車に残された「物語」 40選(前編) 米国屈指のスケール【ジャンクヤード探訪記】

公開 : 2026.04.26 11:05

ビュイック・エレクトラ225 – 1974年

1974年式ビュイック・エレクトラ225の4ドア・ハードトップは、ビュイックの高級車ラインナップの最上位に位置し、455立方インチ(7.45L)のV8エンジンを搭載して、1970年代初頭のデトロイトが得意としたフルサイズ車の快適性を前面に打ち出していた。石油危機が深刻化する中でも、エレクトラの販売台数は堅調で、1974年には全ボディタイプ合わせて9万台以上が生産された。

この個体はウォラー・オートパーツに運び込まれて久しいが、まだ使える部品が数多く残っている。重量は4839ポンド(2200kg)もあり、他のスクラップヤードならとっくに金属スクラップとして処理していただろう。幸いなことに、ウォラー・オートパーツは賢明な判断を下している。

ビュイック・エレクトラ225 - 1974年
ビュイック・エレクトラ225 – 1974年

AMCスピリット

AMCスピリットは1979年、コンパクトカーのラインナップ刷新のため、グレムリンの後継車として登場した。いくつかのボディスタイルが用意されたが、写真のリフトバックバージョンは、大きく寝かせたリアハッチとワイドなテールランプを備え、スポーティな外観を特徴としている。

エンジンは控えめな4気筒から、AMCの頑丈な直列6気筒まで幅広くラインナップされていた。この個体は、登録ステッカーから判断すると、1998年以来走行していないようだ。

AMCスピリット
AMCスピリット

(翻訳者注:この記事は「中編」へ続きます。)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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