スバル矢島工場はどんなボールも打ち返す! トヨタもEVもガソリン車も混流する生産現場を、フォレスター・オーナーの黒木美珠が取材
公開 : 2026.06.25 11:45
どんなボールが来ても打ち返す
いざ工場見学へ。矢島工場は1960年に生産を開始した、国内2拠点ある完成車工場のひとつです。この日は、車両の組み上げ最終段階である完成工程をはじめ、エラーチェックを行う検査工程、品質に直結する最終検査などを見学しました。
BEVとICEの混流生産は今年夏頃を予定しているとの説明がありましたが、何とたまたまテスト車両として、同じラインを流れるフォレスターに遭遇! オーナーでもある私は、思わず興奮しました。

よく見ると、エキゾースト関連などガソリン車にしかない工程は、流れを邪魔しないようラインの端に設備が配置されており、BEVはそのまま素通りしたり、別の検査や組み立て工程を差し込んだりと、効率的な配置になっていました。
プレゼンでもあったように、今後どのようなクルマが、どこで売れるのかを予想するのは本当に難しい時代です。だからこそ、どんな展開になっても対応できるように備えておく姿勢には、納得感があります。どんなボールが来ても打ち返してやる。そんな気概を感じます。
さらにこの先には群馬県邑楽郡大泉町にある新たな拠点、大泉新工場の計画も控えています。作るクルマが変わるのに合わせて、生産環境である工場自体も変わり続ける。そうやって最先端を追い続けることが、競争力を保つ鍵になるという考え方です。
掲げられたコンセプトは『進化し続ける工場』。製造ラインを太く短くする工夫や、スバルらしい自働化の追求にも取り組んでいるといいます。柔軟に時代の波に乗るスバルの製造拠点が、次にどう進化していくのか楽しみです。

































































































