ロードテスト フォルクスワーゲンUp! GTI ★★★★★★★★☆☆

公開 : 2018.05.13 10:10  更新 : 2018.05.14 15:12

 

はじめに ▶ 意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

使い勝手 ★★★★★★☆☆☆☆

Up! GTIのインフォテインメントシステムは、ふたつのパートから構成される。ひとつはフォルクスワーゲンが、もうひとつは自分で用意するものだ。

前者は5.0インチのカラーディスプレイで、ラジオやハンズフリーフォンなどの基本的な情報を表示するのみで、Bluetooth接続機能を備える。後者はスマートフォンで、ダッシュボード上部には設置用のクレードルを内蔵。USBで接続と充電を行う。代を追うごとに拡大を続けるスマートフォンは、5.5インチ程度のディスプレイとして使うことが可能である。たとえば最新のiPhoneならば、5.65インチ相当だ。

手持ちのスマートフォンが適合している必要はあるが、フォルクスワーゲンではマップス+モアと銘打った無料アプリを用意している。iOS/Android両方に対応し、これをダウンロードすることで、ナビゲーションなどの機能を車両側のスイッチで操作できるようになる。

視界

背の高いグラスハウスと立ち気味のピラーにより、全方位を容易に見渡せる。

燈火類

ハロゲン・ヘッドライトとLEDデイタイムライトは素晴らしいデキとは言えないが、1万4000ポンドのクルマとしては上々だ。

ステアリングとペダル

ブレーキとスロットルのペダルは、ヒール&トゥをするにはやや離れているが、そのほかの操作系のレイアウトは問題ない。

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