ロードテスト ランボルギーニ・ウルス ★★★★★★★★☆☆

2019.07.14

快適性/静粛性 ★★★★★★★☆☆☆

ウルスの乗り心地とハンドリングとの妥協点は、速い四駆モデルの多くとは異なるものがある。それについてはここまででも言及しているので、こう言っても驚く読者は少ないだろう。アウディQ7やベントレー・ベンテイガ、はたまたレンジローバーのようにスムースな乗り心地は、ウルスには望めない。スポーティさの重要度が低い大型車に見られるようなラグジュアリーさを、乗員が味わえないと言い換えてもいい。

このクルマの乗り心地は、トリッキーなB級道路でもアベレージ以上に快適だ。とはいえ、アクティブ制御のスタビライザーやダンパー、エアスプリングも、頭が揺すられるのを完全に抑えられるほどクレバーではない。とくにダンパーを柔らかいモードにした際や、もしくはサスペンションによるボディコントロールを十分に活用できていないときには。

高級SUVとしてはややノイジーに思えるが、これは22インチという大径ホイールと、比較的硬く振動を伝えやすい構造部に原因がありそうだ。ところが、おもしろいことにそれが騒音計の数値に表れてはいない。113km/h巡航時の車内ノイズは65dBで、ベントレー・ベンテイガやアウディSQ7と変わらないのである。

 
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