【詳細データテスト】 BMW 3シリーズ PHEVばなれしたハンドリング ランフラットタイヤが玉にキズ

公開 : 2020.07.12 08:50

内装 ★★★★★★★★☆☆

いまや3シリーズのインテリアは、見栄えも質感も上位のBMWにふさわしいものになった。かつては、5シリーズ以上でなければ得られなかったものだ。じつにすばらしい。

それだけではなく、組み付けのソリッドさや装備の高級さ、テクノロジーの充実ぶりも感じさせてくれるクルマになっている。

各種画面を自分好みに設定するのは面倒だが、調整が済めば使い勝手は非常にいい。キャビンは前後とも広いが、荷室はエンジン車より狭まっている。サイドサポートが張り出し、座面の長さを調整できるスポーツシートは、スポーツ以上のグレードに装備される。
各種画面を自分好みに設定するのは面倒だが、調整が済めば使い勝手は非常にいい。キャビンは前後とも広いが、荷室はエンジン車より狭まっている。サイドサポートが張り出し、座面の長さを調整できるスポーツシートは、スポーツ以上のグレードに装備される。

低く座り、腕と足を伸ばしたドライビングポジションは、これまでと変わらない3シリーズのキモのひとつ。すっかり車内に根付いたような感覚を得られる。また、四肢を広げるスペースも大きくとられている。

メーターパネルはデジタルだが、われわれの嗜好からすればデザイン重視に過ぎる印象で、もっと読み取りやすくできるだろうと思わされる。とはいえ、速度と回転数の情報が不十分ということはない。必要とあれば、補助的にデジタル速度計やグラフィック表示の回転計を投影することもできる。

たしかに、インフォテインメント用ディスプレイとメーター画面、ヘッドアップディスプレイのすべてを希望通りの表示にするには、いろいろと試す手間がかかる。そのプロセスは、もっと簡単にできたはずだ。

それでも、大きなトラブルなく設定でき、一度済ませてしまえば、インフォテインメントのホーム画面はメニューにモジュラー性があるので、タッチ操作の回数が大幅に減らせる。

後席の居住スペースは、かなりゆったりしている。よほど背が高いのでもなければ、長距離でも快適に過ごせるはずだ。シートバックのフォールドも可能だ。

だが、荷室には燃料タンク位置を変更した弊害が出ている。リアアクスル上に10cmほどの段差があり、容量は375Lに減っているのだ。その分、床面をフラットにできる折りたたみ式フロアを装備し、使い勝手の向上が図られている。

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