メルセデスAMG EQS 詳細データテスト 楽に飛ばせて快適 低速域は洗練性が不足 質感は不満も

公開 : 2022.06.26 18:25

スペック

レイアウト

サスペンションはSクラスと多くを共用しており、フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクで、前後ともエアスプリングを装備する。

アルミを多用したモノコックは、駆動用バッテリーを積んだローリングシャシーとアッセンブリーの段階で結合される。実測重量は公称値より163kg重かったが、前後配分は完璧に等分だった。

パワーユニット

Sクラスがベースのサスペンションを用いるシャシーは、キャビン床下に107.8kWhのバッテリーを搭載。計測した前後重量配分は、50:50を記録した。
Sクラスがベースのサスペンションを用いるシャシーは、キャビン床下に107.8kWhのバッテリーを搭載。計測した前後重量配分は、50:50を記録した。

駆動方式:フロント・リア横置き四輪駆動
形式・前・後:永久磁石同期電動機
駆動用バッテリー:水冷式リチウムイオンバッテリー、-kWh(グロス値)/107.8kWh(ネット値)
最高出力:658ps/4500-13500rpm
最大トルク:96.9kg-m/4500-13500rpm
許容回転数:-rpm
馬力荷重比:263ps/t
トルク荷重比:38.6kg-m/t

ボディ/シャシー

全長:5223mm
ホイールベース:3210mm
オーバーハング(前):922mm
オーバーハング(後):1091mm

全幅(ミラー含む):2125mm
全幅(両ドア開き):−mm

全高:1512mm
全高:(テールゲート開き):2214mm

足元長さ(前):最大1150mm
足元長さ(後):最大870mm
座面~天井(前):最大1030mm
座面~天井(後):最大930mm

積載容量:610~1770L

構造:スティール/アルミモノコック
車両重量:2510kg(公称値)/2673kg(実測値)
抗力係数:0.23
ホイール前・後:9.5Jx21
タイヤ前・後:275/40 R21 107W
ミシュラン・パイロットスポーツEV
スペアタイヤ:なし(パンク修理キット)

変速機

形式:1速リダクションギア
ギア比
最終減速比:-
リダクション比:- 
1000rpm時車速:-km/h

電力消費率

AUTOCAR実測値:消費率
総平均:3.9km/kWh
ツーリング:4.3km/kWh
動力性能計測時:1.3km/kWh

メーカー公表値:消費率
混合:4.7km/kWh

公称航続距離:576km
テスト時航続距離:417km(平均)/-km(ツーリング)
CO2排出量:0g/km

サスペンション

前:ダブルウィッシュボーン/エアスプリング、スタビライザー
後:5リンク/エアスプリング、スタビライザー

ステアリング

形式:電動、ラック&ピニオ
ロック・トゥ・ロック:2.2回転
最小回転直径:10.9m

ブレーキ

前:440mm通気冷却式ディスク
後:378mm通気冷却式ディスク
制御装置:ABS、EBA、EBD
ハンドブレーキ:自動(ダッシュボード左側にスイッチ配置)

静粛性

アイドリング:-dBA
全開走行時(145km/h):78dBA
48km/h走行時:55dBA
80km/h走行時:59dBA
113km/h走行時:62dBA

安全装備

ABS/EBD/ESP/LKA/AEB/ABA/FCW
Euro N CAP:5つ星(450+、左ハンドル)
乗員保護性能:成人96%/子供91%
交通弱者保護性能:76%
安全補助装置性能:80%

発進加速

テスト条件:湿潤路面/気温16℃
0-30マイル/時(48km/h)1.7秒
0-40(64):2.3秒
0-50(80):2.9秒
0-60(97):3.6秒
0-70(113):4.5秒
0-80(129):5.6秒
0-90(145):6.8秒
0-100(161):8.4秒
0-110(177):10.2秒
0-120(193):12.4秒

0-402m発進加速:12.0秒(到達速度:190.5km/h)
0-1000m発進加速:21.9秒(到達速度:-km/h)

ライバルの発進加速

ライバルの発進加速
BMW iX xドライブ50 Mスポーツ
テスト条件:湿潤路面/気温7℃
0-30マイル/時(48km/h)2.1秒
0-40(64):2.8秒
0-50(80):3.5秒
0-60(97):4.4秒
0-70(113):5.5秒
0-80(129):6.8秒
0-90(145):8.3秒
0-100(161):10.0秒
0-110(177):12.2秒
0-120(193):15.2秒
0-402m発進加速:12.8秒(到達速度:181.2km/h)
0-1000m発進加速:-秒(到達速度:-km/h)

キックダウン加速

20-40mph(32-64km/h):1.1秒

30-50(48-80):1.2秒

40-60(64-97):1.3秒

50-70(80-113):1.6秒

60-80(97-129):2.0秒

70-90(113-145):2.3秒

80-100(129-161):2.8秒

90-110(145-177):3.4秒

100-120(161-193):4.0秒

110-130(177-209):4.8秒

120-140(193-225):8.1秒

制動距離

テスト条件:湿潤路面/気温16℃
30-0マイル/時(48km/h):10.2m
50-0マイル/時(64km/h):30.6m
70-0マイル/時(80km/h):58.6m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:3.54秒

ライバルの制動距離

BMW iX xドライブ50 Mスポーツ
テスト条件:湿潤路面/気温7℃
30-0マイル/時(48km/h):10.5m
50-0マイル/時(64km/h):29.4m
70-0マイル/時(80km/h):57.8m

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 撮影

    リュク・レーシー

    Luc Lacey

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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