マツダのニュース/新車情報/試乗記

マツダは、現存する日本の自動車メーカーでは2番目に古い。そのルーツは、1920年に創業された「東洋コルク工業」という会社だ。つまり、今年は創業100周年にあたる。その名のとおり、コルクの製造・販売を手がける会社だった。 1927年に東洋工業と会社名を変更し、軍関係の機械や兵器製造を行っていたが、オートバイや3輪トラックの製造も始める。ブランド名を「マツダ」としたのは、事実上の創業者である松田重次郎氏と、ゾロアスター教の最高神アフラ・マズダー(Ahura Mazda)にちなんでマツダ(Mazda)と名づけられた。 第二次大戦後は苦境の時期もあったが、ロータリーエンジンを実用化することで活路を見出し、多くの苦労を重ねながら「ロータリーのマツダ」を牽引車に生産は増加していく。だが、オイルショックやバブル崩壊による経営悪化からフォード社の傘下となるなど、紆余曲折を経たマツダだが、2015年にトヨタと資本提携関係を結び、現在にいたっている。 排出ガス規制の問題などで、現在のところロータリーエンジン車は生産されていないが、新技術のSKYACTIV(スカイアクティブ)に基づくクルマづくりは、ロードスターのようなスポーツカーやCXシリーズといったSUVにも反映されている。

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2022年の新車販売台数が判明。45年ぶりの低水準です。そんな中、前年比プラスを記録したブランドも。何がユーザーを引き付けた...

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マツダRX-7の窃盗犯に「懲役5年」 前科6犯、公判で何を語った? 「反省している」で減軽のギモン

公開 : 2022.12.25 20:00  更新 : 2022.12.26 09:58

盗難されトラックの中で見つかったマツダRX-7。主犯は刑事裁判で懲役5年に。常習窃盗犯の公判の様子や被害者の思いを取材しまし...

主役は「マツダ・スピリット・レーシング」 マツダ、東京オートサロン2023出展概要公開

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公開 : 2022.12.24 05:25

スズキは、ハスラー、アルト、ワゴンRスマイル、ソリオなど、計1万7305台のリコールを国土交通省に届け出ました。

マツダCX-60「ドライバー異常時対応システム」 日本初の型式指定取得 ドライバー意識消失後の先進運転技術

公開 : 2022.12.20 15:45

マツダは、ドライバー異常時対応システム搭載のCX-60が、日本初の型式指定を取得したと発表した。

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公開 : 2022.12.18 09:45  更新 : 2023.01.06 15:18

上級志向のマツダから初のPHEVとなるCX-60が誕生。歴代モデルで最も高価な大型SUVの実力を、長期テストで確かめます。

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