復活するとは思わなかった意外なクラシックカー 10選 現代に蘇った「ちょっとマイナー」なクルマ

公開 : 2025.11.24 11:45

トライアンフTR2

ロンドンを拠点とするデザイン会社マッキナは2023年、トライアンフ『TR2』の現代版となる『TR25コンセプト』を発表し、愛好家たちの心を躍らせた。

同社は通常、自動車メーカーと密接に仕事をする裏方的な存在だが、TR25コンセプトはトライアンフの自動車メーカーとしての100周年とTR2の発売70周年を記念するものだ。

マッキナTR25コンセプト
マッキナTR25コンセプト

BMW i3のシャシーをベースに、ワンオフとしてドイツで製作された。量産化される予定はないが、もしお金に余裕のある資産家が懇切丁寧にお願いすれば、マッキナが1台くらいは作ってくれるかもしれない。

メルセデス・ベンツ190EエボII

2024年初頭、ドイツのエンジニアリング会社HWAがメルセデス・ベンツ190EエボIIへのオマージュとなる『HWAエボ』を公開した。

HWAエボは、コスワースチューンの2.5L 4気筒を、メルセデス・ベンツ製3.0L V6ツインターボに置き換え、その最高出力は450psとされている。有料オプションのアファルターバッハ・パフォーマンス・パッケージを装着すれば、500psにまで引き上げられる。

HWAエボ
HWAエボ

100台のみの限定生産で、価格は約60万ポンド(約1億2000万円)から。1年/1万2000マイルの保証がつくらしい。

モーリス・コマーシャルJタイプ

知る人ぞ知るモーリス・コマーシャルの『JE』も、ここで紹介しておこう。2019年に発表され、発売予定は2021年とされていた。

英国を象徴する商用バン『Jタイプ』を、新しいスタイリングと電動プラットフォームで作り直したモデルだ。ヒット作の方程式に忠実に倣ったと言える。

モーリスJE
モーリスJE

航続距離320km、積載量1000kg、総重量2.5トン。車両価格は6万ポンド(約1200万円)とされていた。モーリス・コマーシャルを支援する中国企業は記者会見で、運送事業用としてだけでなく、宣伝材料としても活用すると宣言していた。

2025年現在、残念ながらJEはまだ発売されていない。しかし、同社は生産開始に向けて準備を進めているようなので、期待はできそうだ。

ロータス・エリーゼ

車両重量1246kg。オリジナルのロータス『エリーゼ』より約500kg重い。しかし、EVとしては非常に軽い部類に入る。

英国のナイオボルト社が製作したワンオフのEVレストモッドで、初代エリーゼと同じくジュリアン・トムソン氏によってデザインされ、最高出力470psの電動パワートレインを搭載している。

ナイオボルト社のEVプロトタイプ
ナイオボルト社のEVプロトタイプ

エキシージSのシャシーをベースとし、ナイボルトのマーケティングツール兼テスト車両として使用されている。

特殊なタングステン陽極を用いた同社のバッテリー技術によって、充電時間をわずか数分に短縮できたという。この技術はEVの軽量化と充電時間短縮を目指したものだが、当然ながらスポーツカーにも最適だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マレー・スカリオン

    Murray Scullion

    役職:デジタル編集者
    10年以上ジャーナリストとして活動し、雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿してきた。現在はオンライン版AUTOCARの編集者を務めている。オースチンやフェラーリなど、1万円から1億円まで多数のクルマをレビューしてきた。F1のスター選手へのインタビュー経験もある。これまで運転した中で最高のクルマは、学生時代に買った初代マツダMX-5(ロードスター)。巨大なジャガーXJ220も大好き。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事