今こそ注目したい黄金期 1990年代前半の名車 47選(後編) 解き放たれる強烈な個性

公開 : 2025.12.03 12:05

ジャガーXJR(1994-1997年)

XJRとしては最後のマニュアル・トランスミッション搭載車であり(コードネーム:X306)、当時のBMW M5やメルセデス・ベンツE500といったスーパーセダンに対抗するに足る高性能モデルであった。スーパーチャージャー付き4.0L直列6気筒エンジンは326psを発生し、希少なゲトラグ製5速マニュアル・トランスミッションは信頼性の高さで定評がある。現代のジャガーは、この洗練されたXJRの影響を強く受けている。

ジャガーXJR(1994-1997年)
ジャガーXJR(1994-1997年)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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