現存する米国最古の自動車メーカー ビュイックの歴史(後編) レースでの活躍、中国人気と現行モデル

公開 : 2026.01.31 11:45

ビュイック・カスケーダ

先に触れたセイル以上に、カスケーダは「正統派」ビュイックというより、オペルの名称変更モデルである。この4人乗りコンバーチブルはGM欧州部門が開発し、欧州大陸ではオペル、英国ではヴォグゾール、オーストラリアではホールデン、北米ではビュイックから販売された。

ほとんどの市場で複数のエンジンが用意されていたが、ビュイック版に搭載されたのは最も強力な(といっても200ps弱の)1.6Lガソリンターボのみであった。

ビュイック・カスケーダ
ビュイック・カスケーダ

ビュイック・ヴェリテ

ヴェリテの名称は2004年公開のロードスターコンセプトに使用され、その後2代目シボレー・ボルトの中国ビュイック版であるヴェリテ5に使用された。現行のヴェリテ6はコンパクトハッチバックで、当初はEVとしてデビューしたが、現在はPHEVモデルも販売されている。

クロスオーバーのヴェリテ7はEV専用モデルであり、ヴェリテ6や北米などで販売されているシボレーのEVモデルと同じプラットフォームをベースとしている。

ビュイック・ヴェリテ7
ビュイック・ヴェリテ7

現在、北米でのラインナップはクロスオーバーSUVを主体として構成されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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