時には柔軟に、時には鋭敏に! 新型 アウディRS5 アバント(2) 期待を遥かに超えたRS系初のPHEV

公開 : 2026.03.04 18:10

期待を遥かに超えたRS系初のプラグインHV

大きく重いステーションワゴンが、超絶にレスポンシブなことへ驚嘆するばかり。適切なタイヤとステアリングを与えれば、クルマは軽く感じられるとアウディの技術者は謙遜気味に話すが、それ以上の成果に違いない。

最近の経験を振り返ると、BMW M3 コンペティションよりフィーリングは豊かで、能力の奥行きも広いように感じられた。アルファ・ロメオジュリア・クアドリフォリオより、自然で流暢な運転体験ではないとしても。

アウディRS5 アバント・パフォーマンス・パッケージ(欧州仕様)
アウディRS5 アバント・パフォーマンス・パッケージ(欧州仕様)

時には柔軟に。時には鋭敏に。英国での試乗を残しているが、RS系初のプラグイン・ハイブリッドは、期待を遥かに超えた仕上りにあるようだ。英国価格は、パフォーマンス・パッケージ込みのアバントで、約11万ポンド(約2310万円)になる見込み。

◯:モーター内臓のリアアクスルで極めて敏捷な走りを実現 洗練された走りも得意
△:プラグイン・ハイブリッド化で2.4tの車重 荷室とガソリンタンクは小さめ

アウディRS5 アバント・パフォーマンス・パッケージ(欧州仕様)のスペック

英国価格:約11万ポンド(約2310万円/予想)
全長:4896mm
全幅:1952mm
全高:1446mm
最高速度:284km/h
0-100km/h加速:3.6秒
燃費:24.8km/L(予想)
CO2排出量:87-106g/km
車両重量:2370kg
パワートレイン:V型6気筒2894cc ツインターボチャージャー+電気モーター
使用燃料:ガソリン
駆動用バッテリー:22.0kWh(グロス値)
最高出力:639ps(システム総合)
最大トルク:83.9kg-m(システム総合)
ギアボックス:8速オートマティック/四輪駆動

アウディRS5 アバント・パフォーマンス・パッケージ(欧州仕様)
アウディRS5 アバント・パフォーマンス・パッケージ(欧州仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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